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【DeFi】イールドファーミングとは?流動性マイニングとの違い・やり方・仕組み・リスクを解説

イールドファーミング DeFi

こんにちは
イールドファーミングに500万円ほど突っこんで、毎日2万円の収入を得ていた しょーてぃです。

そらまめ
そらまめ

DeFiのイールドファーミング?で流動性提供?するとなんだか稼げるらしいけど、いったいどんなものなの?

にんじん
にんじん

仕組み、やり方、リスク、すべて初心者でも分かるように教えてください!

こんな疑問に答えます。

本記事の内容
  • イールドファーミングと流動性マイニングの違い【稼げる仕組みも解説】
  • 流動性マイニングとイールドファーミングを区別する必要性はないので「ファーミング」と覚えておけばOK
  • イールドファーミングのリスク
  • リスクを抑えた運用法/ガッツリ稼ぎたい人の運用法
本記事の信頼性

初心者の方でも理解できるよう、専門用語を極力使わずに説明していきます。

イールドファーミングとは仮想通貨をペアで預ける(=流動性を供給する)ことで手数料収入を稼ぐこと。

もっと簡単に言えば、コインを預けておくだけでお金をもらうことを指します。

ぶっちゃけ、めちゃめちゃ稼げます。
(以下の画像の通り、毎日2万円稼げた時期もありました)

DeFi収益8月

この記事を読んで、爆益を稼ぐための知識を身に着けていただければと思います。

イールドファーミングと流動性マイニングの違い【稼げる仕組みも解説】

しょーてぃ
しょーてぃ

まずは言葉の意味から解説します。
ちょっと難しいかもですが、本文を読んでいくうちに理解できますので安心してくださいね。

  • DeFi
    →中央管理者(=銀行や証券会社など)がいらない金融システム
    →仮想通貨を預けて運用できる
  • イールドファーミング
    →DeFiの機能のひとつ
    →流動性(あとで説明します)を提供して手数料収入を稼ぐこと
  • 流動性マイニング
    →流動性を提供して「ガバナンストークン」を稼ぐこと
しょーてぃ
しょーてぃ

ぶっちゃけ、イールドファーミングと流動性マイニングは区別する必要がありません。

「ファーミング=仮想通貨をペアで預けて報酬をもらうこと」と覚えておけばOKです。

とはいえこれらの違いを知りたい人もいると思いますので、軽く解説します。

イールドファーミング

イールドファーミングとは、分散型取引所DEXに資金を預けることで、取引手数料の一部などを得ることを言います。

下記画像のようなイメージですね。

流動性マイニング

一方で流動性マイニングとは、パンケーキスワップなどのDEXに仮想通貨を1:1のペアで預ける(=流動性を提供する)ことでLPトークン(流動性を提供した証のようなもの)を獲得し、そのトークンを再度DEX預けることでガバナンストークンを受け取ることを指します。

スワップ手数料がもらえるだけでなく「お金を預けてくれてありがとね~」とDEXからガバナンストークンを貰うことができます。

このガバナンストークンにも価値がつくことによって、ファーミングで爆益を狙うことができるようになりました。

いろいろ説明しましたが、ぶっちゃけDeFiでお金を稼ぐだけならこれらを区別する必要は特にありません。

両方合わせて「ファーミング=仮想通貨をペアにして預けて稼ぐ」と覚えておけばOKです。

イールドファーミングで爆益を稼げる理由

イールドファーミングで爆益を狙える理由は大きく2つ。

  • 圧倒的にコストが低く、その分ユーザーに還元できる
  • ガバナンストークンに価値がつく

それぞれ説明していきます。

圧倒的にコストが低く、その分ユーザーに還元できる

DEXを使えば中間手数料を圧倒的に低くできます。

普通、取引をするためには「取引所」や「銀行」が必要でした。しかしそれらの維持には膨大な費用がかかります。

  • 銀行職員の給料
  • ATM
  • 銀行の支店
  • 銀行のビル

銀行の場合は上記のような経費がかかるのに対し、DEXならばかかりません。

つまり、ユーザーから手数料をたくさん取る必要がないんです。

ちなみに銀行にお金を預けていても年に0.01%しか増えないのは、上記の通り銀行による中抜き手数料が高すぎるから。

しょーてぃ
しょーてぃ

借りる人は年利7%ほどを銀行に支払っているのに、

銀行はお金を貸している人(預金している人)へ0.01%しか還元しないというのは冷静に考えてボッタクリですよね。

この問題を解決するのがブロックチェーン技術で作られたDEX(分散型取引所)。

DEXならば中間手数料がほぼかからないので、ユーザーにたくさん還元され、銀行預金よりも圧倒的に稼ぎやすくなっています。

ガバナンストークンに価値がつく

ここで、賢い人は気づくかもしれません。

そらまめ
そらまめ

「銀行が中抜きしていた手数料分がユーザーに還元されるから稼げる」ってのは分かったけど、DeFiの中には年利200%とかの利回りのものが存在するよ?

そんなの実現不可能だよね?

しょーてぃ
しょーてぃ

たしかにコストダウンしただけでは年利200%なんて実現不可能ですよね。

そんな超高利回りの秘密は、流動性マイニング

「DeFiで年利200%!ボロ儲け!」などと言われるようになったのは、資産の提供者に対し新規発行のガバナンストークンを追加で付与し始めたからです。

ここで言葉の意味を復習しておきます。

ガバナンストークン

DEX運営の意思決定に参加できる「投票券」や「株式」のようなトークン。人気のあるDEXのガバナンストークンや、使い道の多いトークンは高騰しやすい。
(例)PancakeSwapなら$CAKE、ApeSwapなら$BANANAがガバナンストークンに該当。

流動性マイニング

イールドファーミングの機能のひとつ。DEXに仮想通貨を1:1のペアで預ける(=流動性を提供する)ことでLPトークン(流動性を提供した証のようなもの)を獲得し、そのトークンを再度DEX預けることでガバナンストークンを受け取る行為。

しょーてぃ
しょーてぃ

ようするに最近のDeFiで年利200%とかを達成できるのは、金利や手数料を貰える+ガバナンストークンも貰えるからというわけです。

実際、PancakeSwapなどでは年利200%超えのものも多く存在しています。

2021-12-26_Pancake

ガバナンストークンは投票券や株式のようなものなので、そのDeFiサービス(DEX)が注目されればされるほどトークンの需要は上がり、価格も上昇していきます。

つまり、今後DeFiがさらに注目されるのであれば、ガバナンストークンも値上がりが期待できるということです。

そらまめ
そらまめ

あれ?でもなんでタダでトークンをばら撒いているの?

というわけで、イールドファーミングで金利報酬だけでなくガバナンストークンまでも付与する理由について解説します。

トークンをばら撒く理由は「流動性確保≒参加者確保のため」

結論、このようなトークンがばら撒かれているのは、より多くの参加者を集めるためです。

どういうことかというと、分散型取引所(DEX)はまだまだ新しいテクノロジーなので、参加者もそう多くはありません。

しかし当然、DEXがお金を貸したり仮想通貨取引をしたりするには、多くの資金を集める(=流動性を高める)必要がありますよね。

つまりプールを拡大していかなければならないんです。

十分な仮想通貨がプール(=貯めること)されていなければ、誰かに貸し出すこともできませんし、交換することもできませんから。

つまり、DEX側からしてみると参加者を増やす必要があり、そのためにトークンを配布しまくっているというわけ。

逆を返せば、トークンを付与しなくても十分な流動性が得られるようになってしまえば、流動性マイニングによる報酬は徐々に少なくなっていく可能性が高いと言えます。

しょーてぃ
しょーてぃ

流動性マイニングによってたくさんのガバナンストークンがもらえるのは、DeFi参加者が少ない今のうちだけということですね!

つまり流動性マイニングで稼ぎたいなら、早く参加した方がお得ということ。

ビットコインのマイニングに似ていますよね。初期のころにどんどんマイニングした人が現在爆益を得ているみたいな感じです。

イールドファーミングのリスク

大きく稼げる可能性の高イールドファーミングですが、もちろんリスクもあります。

  • 入手したガバナンストークンが暴落するリスク
  • そもそも預け入れたコインの価格が変動するリスク
  • スリッページ(「売りたい金額」と「実際に売れる金額」の差)によるマイナスリスク
  • ハッキングや詐欺のリスク

それぞれ説明していきます。

入手したガバナンストークンが暴落するリスク

入手したガバナンストークンが暴落するリスクはあります。

大量のガバナンストークンを配布している状態というのは、裏を返せばまだまだ人を集める段階の新しいDEXということです。

つまり、成功するかどうか分からないサービスに投資をするということでもあります。

しょーてぃ
しょーてぃ

思い出してみてください。

ガバナンストークンは投票券や株式みたいなモノでしたよね。

つまりサービスが沈没すれば、これらのトークンの価値も下がるということです。

とはいえ、流動性提供して得られるのはガバナンストークンだけではありません。序盤で説明したように「金利」や「スワップ手数料(両替手数料)」も稼げます。

だから最初からガバナンストークンに期待せずに、年利5%とかで堅実に資産を増やしていくのもひとつの手です。

補足:仮想通貨の民は感覚がバグっていますが、年利5%ってかなりスゴイですからね。株式投資でこの年利を実現するのは至難です。

しょーてぃ
しょーてぃ

ガバナンストークンの暴落が怖い場合は、入手したガバナンストークンを即座に売却してほかの通貨に換えるのがおすすめです!

そもそも預け入れたコインの価格が変動するリスク

そもそも預けれた仮想通貨が暴落するリスクがあります。

仮想通貨界の王様的な存在であるBTCやETHですら、大きく価格変動しますよね。

つまり、流動性マイニングのために預け入れたコインそのものの価値が大暴落する可能性だってあるということです。

しょーてぃ
しょーてぃ

例えば年利360%のコインペアに100万円分の流動性提供した場合、コインそのものが30日後に大暴落したら、収支は以下の通りになります。

【年利360%のコインペアで流動性マイニングして、30日後に50%暴落した場合】

  • 稼げた額:1日1万円×30日=30万円
  • 損した額:投資額100万円の50%→マイナス50万円
  • 収支:マイナス20万円

こんな悲惨なことになる可能性もありますので、APR(年利)の高さだけに騙されないようにしましょう。

しょーてぃ
しょーてぃ

個人的におすすめの投資方法は以下の通り。

  • 「BNB-BTC」のような、有名なコインの組み合わせ
  • 「BTC-USDT」のような、ステーブルコイン(ドルなどに連動するコイン)の組み合わせ
  • 「USDC-USDC」などのステーブルコイン同士の組み合わせ

これが鉄板かと思います。

スリッページ(「売りたい金額」と「実際に売れる金額」の差)によるマイナスリスク

コインをスワップ(交換)するとき、「市場価格」と「実際に売買できる価格」にはちょっとだけ差が発生します。

その差で損をするリスクがあります。

例えば「100.000円」で実際に買い注文をだした瞬間に、実際に約定した価格は思っていた値段よりも高い「100.100円」だったりすることがあるんです。

自分は100円で買いたかったのに、実際は100.1円になってしまった…というのがスリッページです。

しょーてぃ
しょーてぃ

価格変動が大きいコインの場合は5%ほど、価格変動の少ないBTCやBNBなどの主要コインは0.1%ほどのスリッページがあると思っていれば、大きな間違いはないです。

DEXの崩壊リスク

この記事で説明した通り、DEXは「管理者のいない銀行」です。

つまり、ユーザーがお金を預けて(=流動性提供)くれないと、システムが成り立たなくなります。
DEXの中に一切の資金が無かったら、売買もできませんし、貸し借りだってできませんよね。

銀行から預金者が一斉に現金を引き出したら潰れてしまうのと一緒で、
何かの拍子でDEXから一斉に資金が抜かれるとシステムが崩壊する恐れがあります。
(参考:取り付け騒ぎ,wikipedia)

ちなみにTVL(Total Value Locked)という「トータルでどれだけの金額がDEXにロックされているか」を示す指標は公開されており、この指標を見るとある程度の予測は可能です。

というのも、一部の大資本家は情報強者ですので、何か怪しいうわさがあればいち早く気付きます。
そうなれば彼らはDEXから資金を撤退するので、TVLが徐々に下がっていきます。

しょーてぃ
しょーてぃ

これを見過ごさなければ、DEXの崩壊に巻き込まれるリスクを抑えることができるとぼくは考えています。

参考までに各DeFiプロジェクトのTVLを確認できるサイトを載せておきます。

Just a moment...

ハッキングや詐欺のリスク

これが一番大きなリスクです。

例えば2016年6月、スマートコントラクトの脆弱性を突かれて起こった「The DAO事件」などが有名です。

もし資金が奪われれば、誰も返してくれません。完全自己責任のキビシイ世界です。

しょーてぃ
しょーてぃ

天才プログラマーとかならDEXのコードを見て「これは安全だ」とか「これはちょっと脆弱性あるな」とか分かるのかもしれませんが、ぼくらには判断不可能です。

そのため有名企業が投資しているDEXを選ぶのがおすすめです。金融プロによる監査を潜り抜けているはずなので。

イールドファーミングの始め方(=DeFiの始め方)

しょーてぃ
しょーてぃ

イールドファーミングをしてガバナンストークンを稼ぐ手順は、下記の記事にまとめています。

【初心者向け】DeFiの始め方・稼ぎ方を徹底解説-仕組みからリスクまで

ちょっと手順が多くて大変なので、たぶん10%くらいの人しか最後までたどり着けないと思います。

しかしそれくらいの参入障壁があるからこそ、一度DeFiの世界に足を踏み入れることができれば、本当にびっくりするくらい稼ぎやすくなります。

ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

しょーてぃ
しょーてぃ

ぶっちゃけ、流動性マイニングの仕組みやリスクをここまで理解している人は少ないはず。

ぼくもDeFiへ投資を始めた当初は、ぜんぜん理解しないままにぶち込んでいましたし、ここまで知識を得てから投資を始める人はかなり上位の部類だと思います。

というか、「ちゃんと知識を得てから始めよう!」という意識を持って、ちゃんとググってから行動を起こしている時点で、大きな負け方はしないと思いますよ。

まとめ:イールドファーミングでお金を増やしてみよう

今回の記事の復習です。

  • イールドファーミングと流動性マイニングの違い【稼げる仕組みも解説】
  • 流動性マイニングとイールドファーミングを区別する必要性はないので「ファーミング」と覚えておけばOK
  • イールドファーミングのリスク
  • リスクを抑えた運用法/ガッツリ稼ぎたい人の運用法

ファーミングで稼げる仕組みやリスクを自分の言葉で説明できるようになっていればバッチリです。

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【更新情報】■22年12月初稿■23年4月第7章パート3:PancakeSwapV3に対応第8章:運用通貨を選ぶコツを追記■24年2月第7章パート2:最新情報に更新第7章パート3:最新情報に更新■24年3月第8章追記。「下落時と高騰時、それ...

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