こんにちは、しょーてぃです。
Web3.0の時代が来る!って言われてるけど、そもそもWeb3.0ってどんなもの?
どうやったら始められるの?
まだ知識ゼロだけど、とにかく時代の流れに乗り遅れない方法を教えてください!
ブロックチェーン、NFT、メタバース、Web3.0、いろいろ複雑すぎてどういう関係なのか分かりません…。
Web3.0を始めるためにはどうすればいいんですか?
こんな悩みを解決します。
- Web3.0とはなんなのか
- web3.0でできること【具体例も紹介】
- 早めにweb3.0を学んでおくとこんな未来が訪れる
- web3.0の始め方
ぼくは慶應を卒業して大企業に入ったのち、2022年にweb3の事業で独立しました!
一応専門家なので、そこそこ分かりやすく解説できるかなと思います。
もちろん難しい言葉は使いません。「web3.0でどんなことが出来るようになるのか」「そのためには何を準備しておくべきか」を重点的に解説します。
Web3.0とはなにか【1分で解説】
まずは1分で概要だけ把握しちゃいましょう。
結論、web3.0とは「権力者に管理されないインターネット」のこと。
どういうこと?意味不明すぎる…
謎ですよね…。ぼくも最初はそうでした。
というわけで具体例をお見せします!
例えば食べログって「お店が食べログにお金を支払うことでランキングが上がる」なんてウワサもありましたよね。
それに、もしお店が食べログの規約に違反したら、食べログはそのお店の掲載を取り下げることも可能。
こうして食べログに権力が集中しまくると、店はさらに「食べログのいいなり」になるしかなくなっていきますよね。
これが「権力者に管理されているインターネット(≒Web2.0)」です。こういう問題を解決できるのがWeb3.0。
だから権力者に管理されないWeb3.0が「革命的」と言われているわけです!
難しい言葉ですが「非中央集権的なインターネット」とか「分散型インターネット」などと言われたりします。
そんな「権力者に管理されないインターネット(Web3.0)」は、ブロックチェーン技術によって実現可能になりました。
もっと言えば「みんなで所有して管理するインターネット」が実現可能になったんです。
- Web1.0
→ホームページなどを「読むだけ」 - Web2.0
→SNSで「読んだり、書いたり」 - Web3.0
→さらに「読んだり、書いたり、所有したり」
そもそもブロックチェーン技術ってなに?
ブロックチェーンってなに?という人に向けて軽く説明すると「デジタルデータをコピペや改ざん不可能にする技術」です。
- 暗号資産
- NFT
- メタバース
- GameFi(ブロックチェーンゲーム)
上記のような新しいサービスも、すべてブロックチェーン技術がもとになっています。まさにWeb3.0の土台ですね。
「ブロックチェーンがすべての土台」ってことは分かったけど、ブロックチェーンを使うとコピペや改ざんが不可能になるってどういうこと?
分かりやすく例えると「クラス全員で答え合わせをするイメージ」です!
そうすれば、誰かがウソをついたり間違えたりしたら分かりますよね。
ブロックチェーンによって不正や改ざんができなくなるからこそ「不正を見張る権力者」が不要になるわけです。
ブロックチェーンについてもっと深堀したい人はビットコイン・暗号資産って何がすごいの?仕組み・基礎知識まとめ【専門用語なし】をどうぞ。
web3.0でできること【具体的なサービスを紹介】
Web3.0で注目されているサービスを一部紹介していきます。
- Brave (次世代のGoogle)
- NFT (次世代のアート)
- GameFi (次世代のゲーム)
- DeFi (次世代の銀行)
それでは一つずつ解説していきます!
Brave (次世代のGoogle)
BraveとはWeb3.0の検索エンジンのこと。分かりやすくいえば次世代のGoogleです。
検索しつつ、暗号資産を稼ぐことができるんです。
- 有害な広告ブロック
- クッキー(個人情報)を保護
- 高速表示
- 利用するだけで暗号資産(BAT)を稼げる
- 検索履歴を解析されない
Googleは「ユーザーの個人情報を収集して広告利用」「利益を独占」しているのに対して、Braveはそれらを行いません。
「個人データを広告利用して良いよ」と許可したユーザーには、お礼として暗号資産BATを付与してくれます。
この記事の後半で紹介する「Web3.0を始める手順」を済ませれば、誰でもBATを稼ぐことが出来るようになりますよ。
NFT (次世代のアート)
NFTもWeb3.0の核となる領域です。
NFTとはNon-Fungible Tokenの略で、日本語にすると「替えが利かない唯一無二のトークン」となります。難しい言葉で「非代替性トークン」と呼ばれます。
ちょっと難しいので簡潔にまとめると、NFTとはデジタルアートや音楽、電子チケットを「コピペや改ざん不能」にしたものの総称ということ。これだけ覚えておけばOKです。
なぜNFTが革命的なのかというと、デジタルなものをコピペや改ざんができなくなることで「所有」「売買」という概念が生まれるから!
例えば「モナリザの画像」はググれば無料でダウンロードできますよね。もちろんその画像は無価値です。
でも「モナリザの原画」は数億円します。その理由は何だと思いますか?
おそらく、本物のモナリザはコピペ不可で、希少性が高く、所有することに価値があるからですよね。
それと同じで、デジタルアートやデジタル音声などにも「希少性」「所有」などの概念がNFTによって生まれました。
アートだけでなく「コンサートチケット」とか「会員権」とかもNFT化できますよね。コピペや改ざんができませんので。
というわけで、Web3.0の世界を先取りするにはNFTの理解は必須。NFTについてもう少し勉強してみたい人はNFTとは?簡単に分かりやすく解説【仕組み~作り方まで】をどうぞ。
GameFi (次世代のゲーム)
ここまでで説明したNFTやブロックチェーンを応用すると「ゲームで稼ぐ」ことも可能になります。
※GameFiとは、Game×Finance(金融)の略
「NFTはコピペや改ざんができない」ということは理解していると思います。では、もし「ポケモン」がNFTだったらどうでしょう?
モンスターボールも、ポケモンも、ゲーム内コインも、すべてコピペや改ざんが不可能になります。
つまり、ゲーム内コインが欲しいときは自力で稼ぐか、誰かと交換したり、誰かからリアルマネーで買ったりするしかないですよね。
つまり「ゲーム内のアイテム=リアルマネーと換金可能」ということです。
実際、ぼくもブロックチェーンゲームをプレイして、2022年3月だけで50万円ほど稼ぎました。
>>【初心者向け】ブロックチェーンゲームの始め方・簡単5ステップ
DeFi (次世代の銀行)
DeFiとは「分散型金融(Decentralized Finance)」の略。
つまり、みんなで管理する銀行です。
銀行って、ビルの維持費や人件費、セキュリティ、めちゃくちゃコストかかっていますよね。
だからぼくらが銀行にお金を預けても、ほとんど金利がもらえないんです。
一方、DeFiの場合は金利5%は当たりまえ。10%や30%なんてものも数多く存在します。
なぜこんなことが実現可能なのかというと、銀行が行っているお金の貸し借りなどの業務を、銀行を介さずに行っているから。
ブロックチェーン技術、特にイーサリアムの「スマートコントラクト技術(自動化技術)」によって、銀行の代わりにみんなで貸し借りの記録を取ろう!というサービスです。
自動化できるので、人件費も、巨大なオフィスの維持費も、ATM設置費も、なにもかかりません。
だからお金を貸す側は銀行預金よりも高い金利をもらえて、借りる側は銀行よりも安く借りられるというWin-Winな仕組みになっているんですね。
そんな革命的なDeFiの始め方は、下記の記事で解説しています。
>>【初心者向け】DeFiの始め方・稼ぎ方を徹底解説-仕組みからリスクまで
早めにweb3を早めに学んでおくとこんな未来が訪れる
早めにWeb3.0に触れておくと、お金持ちになれる可能性が高いです。その理由は以下の通り。
- SNS時代の初期からガッツリ取り組んだ人は「YouTuber」「インスタグラマー」「インフルエンサー」として先行者利益を得ている事実がある
- Web3.0は「権力が集中していないインターネット」なので、初期参加者の方が優遇されやすいしくみになっている
1つ目の「初期YouTuberのように先行者利益を取れる」という点は、さすがに当たりまえすぎるので説明しません。
大事なのは2つ目。
こちらも先行者が利益を取れる仕組みになっているんです!
というのもWeb3.0のサービスは、みんなで参加してみんなで成長させていくものがほとんど。
例えばDeFiなら、参加者が少なければ銀行としての機能が果たせません。ブロックチェーンゲームだって、ユーザーが少なければ成立しません。
こういった感じでユーザーを増やさないと成り立たないケースが多いんです。もちろん開発者たちはそれを分かっているので、初期ユーザーを優遇することでユーザーを増やそうとするんですね。
昔のPayPayが初期ユーザーに超還元していたように、Web3.0も早く参入することでお金がもらえたりします。
というわけで、いよいよWeb3.0の始め方を解説します。
web3の始め方【迷わないように手順を完全図解】
「Web3.0を始める」ということは、DeFi、NFT、メタバース、ブロックチェーンゲームに触れてみるということ。
それぞれの始め方は以下のリンク先に載せておきます。
リンクをクリックすると「手順を完全図解した記事」に飛べます!
初心者でも100%迷わないように書いているので、ぜひどうぞ。
なお、ここから先ではすべて共通で必須な操作だけを解説していきます。
この記事の通りに進めれば、「いつでも好きなWeb3.0サービスを利用できる状態」になりますよ。
なお、作業内容としては「暗号資産を買って、インターネット上で持ち運べるお財布に入れる」という感じです。
これさえ済ませておけば後はかなりラクなので、面倒くさいことは先に済ませて、ビッグウェーブに備えておきましょう。
手順1:コインチェックの口座開設してビットコインを購入しよう
まずは国内の仮想通貨取引所でビットコインを買いましょう。
※慣れている人向け↓
送金手数料を極限まで安くしたい場合はXRPを買ってください。この記事ではわかりやすさ優先のため、ビットコイン使った方法を解説します。
後ほど使っていくBinanceやBybitなどの海外取引所には「日本円の入金機能」がありません。(厳密には「クレカで仮想通貨の購入」ができますが、手数料がスーパー高いです)
そのため、まずはコインチェックやGMOコインなどの口座を開設し、ビットコインを買っておく必要があるんです。
コインチェックの登録手順に不安がある人は、【完全図解】コインチェック(Coincheck)の登録方法を初心者向けに解説※専門用語なしを参考にどうぞ。手順を完全図解しています
次に、ビットコイン(送金手数料を安くしたいならXRP)を購入します。下記の通り、コインチェックアプリで「購入ボタン」を押すだけです。
上記の手順なら簡単にビットコインを購入できますが、スプレッドという手数料がかかっており3%ほど高くなっています。極限まで安く買いたい人はコインチェックの板取引がおすすめです!
ほんの少しだけ手順が複雑になりますが、余計な手数料が一切かかりません。
板取引での購入手順が分からない人は【完全初心者向け】スマホでできる!ビットコインの買い方・売り方【コインチェック】をどうぞ。どこのサイトよりも丁寧に解説しています。
ここで注意なんですが、国内の取引所は本人確認に1~2日ほどかかります。
コロナショックのようなビッグチャンスが来たときに「まだ口座開設してないからスグには買えない...」なんてことにならないよう、早めに準備しておきましょう。
手順2:Binanceの口座開設をしておこう
次にBinanceの口座開設をします。
Binanceは海外の大手取引所。世界最大級の取引所ですし、セキュリティも最高レベル。さらに日本語にも対応しているので操作はぜんぜん難しくありません。
なにより取り扱いコイン数が300種類以上もあるのと、手数料が格安なのが大きなメリット。ぼくもメインで使っています。
登録手順は【初心者向け】Binance(バイナンス)のコイン の売買方法・手順【画像13枚で解説】で完全図解しているので、心配な人は参考にどうぞ。
手順3:コインチェックからBinanceにビットコインを送金しよう
Binanceの登録が済んだら、コインチェックで購入したビットコインを送金します。
詳しい手順はコインチェックからバイナンス(Binance)に送金する方法【初心者むけに徹底図解】で手順解説しています。この通りに手を動かせばOKです。
手順4:Binanceに送金したBTCを使って、BNBを購入しよう
Binanceにビットコインを送金することができたら、そのBTCをBNBに交換します。
基本的には「コインチェックの板取引」と同じ手順です。
手順を完全図解してほしい人は、下記の記事をどうぞ!
>>【初心者向け】Binance(バイナンス)のコイン の売買方法・手順【画像13枚で解説】
手順5:MetaMask(メタマスク)に登録し、BNBを送金しよう
次にMetaMaskという仮想通貨のオンラインウォレットを作成します。
最終目標はPancakeSwapという「両替所」のようなサービスを使うことなので、そのためにまずは「MetaMaskというお財布」を作成していくというわけです。
MetaMask=インターネット上に保有できる、あなただけのお財布です!
このお財布にBNBを入れて、PancakeSwapという両替サイトまでもっていくイメージ。
というわけで、MetaMaskの登録手順と使い方は【初心者向け】メタマスク(MetaMask)の使い方~送金方法【完全図解】をどうぞ。
上記の記事では「BinanceからMetaMaskにBNBを送金する方法」も合わせて解説していますので、手順を完コピすればOK。
知識ゼロの完全初心者でも、20分もあれば完了します。
最初は面倒くさいかもですが、一度設定してしまえばDeFiやブロックチェーンゲームもプレイできるようになりますよ!
次の波にいち早く乗るためにも、この機会にサクッと済ませておきましょう。
というわけで、以上になります。
あとは好きなWeb3.0サービスを利用してみてくださいね。
おわり。コメントはこちらへ▼