こんにちは。
慶應卒で大企業勤務の25歳、しょーてぃです。
「安定した生活」を送りたいけど、今のままで良いのかな?
今のところは安定的にお給料を貰えているけど、
大企業だからといって倒産やリストラがないとも限らないし、将来が不安。
どうしたら「安定した生活」を送れるんだろう?
具体的に何をすればいいか分からないし、行動できないから不安が消えない…
こんな悩みに答えます。
ぼくも最近「大企業って安定なのかなあ」と疑問に思い、悩んで、
様々な書籍や記事や海外のトレンド、統計データ等を調べまくりました。
その結果、ぼくなりに「安定した生活を送る方法」の結論が出たので共有していきます。
結論からいうと以下の通りです。
★結論:【安定した生活】=【経済的に不自由なく生活できること】
- 急な出費に対応できるだけの貯金があること
→生活費を上回る収入がある状態 - 会社の倒産、リストラ、不況、円安等の外的要因によって、収入がゼロにならないこと
→収入源(≒依存先)を分散した状態 - もしあなたが働けなくなっても、収入がなくならないこと
→収入を自動化した状態
この記事を読むメリットは以下の通り。
- 「安定した生活」とは具体的になんなのか整理できる
- 「安定した生活」を実現するための具体的手順が分かる
- 漠然とした将来への不安は消え去り、やるべきことが明確になる
「黄金の羽の拾い方」
「LIFE SHIFT」
「10年後の仕事図鑑」
「FACT FULNESS」
「中小企業M&Aの真実」
「チーズはどこへ消えた」
「イシューから始めよ」
「Small Business Trends / Upwork」
あなたにとって「安定した生活」とは、どういう状態のことですか?
みんな「安定した生活を送りたい」と言いますが、
そもそも「安定した生活」とは具体的にどういう状態のことなのでしょうか。
あなたにとって「安定した生活」とは何でしょう?
- 大企業のサラリーマンでいること?
- 貯金額が5000万円以上あること?
- 年収が700万円以上あること?
- 毎月お給料がもらえること?
上記のような回答を思い浮かべた人も多いかもしれませんね。
ぼくは「将来に渡って、経済的に余裕のある生活を送ること」こそが「安定した生活」の正体だと思っています。「年収700万」とかはそのための手段の1つにすぎませんよね。
「将来に渡って、経済的に余裕のある生活を送ること」が目的なのに、
いつのまにか「年収700万円の企業で働くこと」が目的になってる人がけっこう多い印象があります。
実際ぼくは安定を求めて年収700万円の企業に入ったけど、
倒産やリストラの可能性もなくはないし、出世できる確証もないし、働けなくなったら収入がなくなるし、やっぱり将来が不安…
「安定した生活」がゴールなのに、「年収700万」をゴールにしてしまったから不安が消えないんだと思います。
まずはゴール設定でミスらないよう、以下の通りに分解して考えてみると良いかもです。
★結論:「安定した生活」に必要な3要素
- 急な出費に対応できるだけの貯金があること
→生活費を上回る収入があること - 会社の倒産、リストラ、不況、円安等の外的要因によって、収入がゼロにならないこと
→収入源(≒依存先)を分散すること - もしあなたが働けなくなっても、収入がなくならないこと
→収入を自動化すること
というわけで、安定した生活に必要な上記の3要素をどうしたら満たせるのか、具体的には何をすれば良いのか、1つずつかみ砕いて解説していきます。
バブル時代のサラリーマンは「安定した生活」の3要素を全て満たしていた
まずは昔の話をします。
バブル時代のサラリーマンは「安定した生活」、つまり「経済的に余裕のある生活」が送れていました。
こんな時代なら「俺は会社一筋でいくぜ!」というのが最適解でしたね。
【バブル時のサラリーマンの場合】
- 急な出費に対応できるだけの貯金があること
→十分な貯金、資産を作れるくらいには高収入だった - 会社の倒産,リストラ,不況,円安等の外的要因によって収入がゼロにならないこと
→会社が倒産する心配もなく、収入源の分散は不要だった。 - もしあなたが働けなくなっても、収入がなくならないこと
→普通預金の年利が4~5%と高く、自動収入になっていた
→傷病手当金や私的な保険によって働けなくなったときの保障が厚かった
→高額の退職金を貰えていたため、固定収入が無くても生活できた
→年金が充実していた
上記の通り、「安定した生活」に必要な3要素を満たしていますね。
現在のサラリーマンは「安定した生活」のための3要素を、0~1つしか満たせていない
現代のサラリーマンの場合、3要素を満たせていないんですよね。
【現代のサラリーマンの場合】
- 急な出費に対応できるだけの貯金があること
→先進国の中で日本だけ賃金が減少している事実もあり、十分な資産を築けない - 会社の倒産,リストラ,不況,円安等の外的要因によって収入がゼロにならないこと
→大企業でもリストラ、倒産が増えてきている - もしあなたが働けなくなっても、収入がなくならないこと
→普通預金の年利は0.01%以下
→退職金を満額貰える保証もない
→年金はあてにならない
→私的保険に入る余裕もないので、働けなくなったら収入ゼロ
給料の良い大企業に勤めていても、上記の0~2つしか満たせませんよね。
「安定した生活」を送るには、今のあなたが満たせていない部分を補う必要があります。
その方法は記事の後半で解説していきます!
補足:日系企業の最大の旨味「年功序列」「退職金」の魅力は減ってきている
うーん、、、。
今のところはサラリーマンでも「安定した生活」が送れてるし、
将来どうなるかなんて分からないでしょ。
たしかに未来のことは誰にも分かりません。
サラリーマン1本でも安定する可能性だって十分にあります。
とはいえ、下記のような傾向があるのは事実ですので、それを踏まえて人生設計をしてみても悪くないかなと思います。
日系企業の最大の特徴といえば「年功序列」ですよね。
簡単に言うと、能力に関わらず、経験年数を重ねることで給料が増えていく供与形態のことです。
言いかえれば、年功序列とは「若いうちにがむしゃらに、薄給で頑張って、中年になったときに甘い汁を吸うシステム」ということです。
ぼくの在籍している会社でも、30代後半の若手がバリバリと売上を叩き出しています。
しかし、50代の「管理職」「責任者」のほうが高いお給料を貰っているんですよね。
大企業の若手社員が低い賃金でがむしゃらに働きまくれる理由は、将来的に甘い汁をすすれることが分かっているから。つまり、ほぼ確実に年功序列の恩恵にあずかれるからです。
たしかに、40歳からぬくぬくと高額のお給料を貰えることが分かっているなら、
多少の苦労や我慢はできちゃうかも!
そして日系企業にはもう一つ、若いときの苦労が報われるタイミングがあります。それが退職金。
日系の大手企業なら5000万円とかもらえるわけで、それだけでもう老後は大安定ですよね。
老後の旨味、すごすぎ~~!!
しかしここで問題が出てきました。
それは、20~30年後、つまりあなたが60歳くらいになるとき、そんな大金を支払える余裕が日系企業にあるのかという疑問が生まれたこと。
いま薄給で頑張っても、40歳でリストラされる可能性もあるし、退職金だって満額もらえない可能性だって十分にありますよね。
企業の寿命が年々短くなっているのも有名な話ですよね。
「年を取ってからの旨味」が魅力だったのに、その旨味がなくなる可能性があるのか…。
この「得られるかどうか分からない旨味」を目的に頑張るのって、ハイリスクすぎん?
ぼくは「会社勤めはリスクが高い」と判断して、早めに辞める決意をしました。
30後半まで薄給でコツコツ会社に尽くしたあとで「あなたに吸わせる旨味はもう、会社には残っていません!」ってなったら絶望しちゃいます。
とは言いつつも、まだまだサラリーマンの旨味は残っていますし、サラリーマン批判をしたいわけではありません。
伝えたいのは「キビシイ未来がくるかもしれないので、備えておいて損はない」ということです。
補足:パナソニックが4000万円も退職金を上乗せしてでもリストラしたい理由
企業がなぜリストラをしたがるのか、あなたは考えたことはありますか?
企業が社員をリストラをする(≒自主退職を促す)本当の理由って何でしょう。
え?コロナショックとかで業績が危ういからでしょ?
確かにそれも大きな理由のひとつですが、
じつは、業績が良くても業績が悪くても「いつでもリストラをしたい!」という企業は多いものなんです。
えっ、業績が良くてもリストラしたいの?なんで?
うちの会社はコロナの影響すくなかったし、今後リストラなんてないと思ってるんだけど…。
というのも、企業は株主のものでして、株主は企業価値を最大化したいと思っているからです。
もう少しかみ砕いて説明しますね。
一見難しそうに見えるかもですが、
わりと簡単な話ですので、ゆっくり読み進めれば大丈夫です。
企業価値の算出方法は以下の通り。
「企業の価値(=株式の価値)」=「純資産額(=企業が持っている現金や工場などの資産)」+「〇年分(ここでは5年とする)の営業利益(=社員の給料などを払い終わったときに残る利益)」
つまり、営業利益を1000万円増やせば、企業価値が5000万円増えるということなんです。
誤解を恐れずさらにかみ砕いて言うと、年収1000万円の社員を1人やめさせれば、企業価値は5000万円上がるということなんです。
だから不景気でも好景気でも、会社(=株主)は社員を減らしたいんですね!
リストラをすれば余計な経費が減って、営業利益が増え、企業価値が上がる。
こういう仕組みがあるなら、リストラの流れはますます強くなりそうです。
事実、2021年にはサントリーの社長が「45歳定年制」を唱えましたし、
トヨタの社長も「終身雇用はムリ」と言いました。
パナソニック、ホンダ、大和ハウス、オリンパスなどなど、数えきれない企業が早期退職制度を拡充している事実もあります。
20~30年後に会社員として甘い汁をすすれるのは、ほんの一握りの勝者だけになりそうです。
会社一筋で「安定した生活」を目指すのは、ぼくにはかなりハードモードに見えます。
「会社一筋」では安定しないのなら、足りない部分を補うしかない
会社員が安定でなくなった現在、個人レベルで「安定した生活」を目指すしかありません。
ここで再度、本記事の結論「安定した生活に必要な3要素」を載せておきます。
【安定した生活】=【経済的に不自由なく生活できること】
- 急な出費に対応できるだけの貯金があること
→生活費を上回る収入があること - 会社の倒産、リストラ、不況、円安等の外的要因によって、収入がゼロにならないこと
→収入源(≒依存先)を分散すること - もしあなたが働けなくなっても、収入がなくならないこと
→収入を自動化すること
上記の「安定した生活に必要な3要素」を1つずつ達成できるように、いまの自分のリソース(時間やお金、知識や人脈など)を投下していく必要があります。
- 勉強や転職によって市場価値を高め、時給を上げる
- 副業や投資によって収入源を分散させる
- 事業や投資によって不労所得を作る
ってことが大事ってことだね!
ぼくはこれを1つずつクリアしていくことにしました!
具体的な手順を解説しますね!
「安定した生活」を実現するための具体的手順
なんだかんだで毎月固定給が入る旨味おmあるし、ぼくはサラリーマンは続けたいなあ。
そんなぼくの場合、「安定した生活」を送るためには具体的に何をしたら良いの?
こんな疑問に答えていきます。
もう4回目くらいでしつこいかもですが、「安定した生活に必要な3要素」は下記の通り。
【安定した生活】=【経済的に不自由なく生活できること】
- 急な出費に対応できるだけの貯金があること
→生活費を上回る収入があること - 会社の倒産、リストラ、不況、円安等の外的要因によって、収入がゼロにならないこと
→収入源(≒依存先)を分散すること - もしあなたが働けなくなっても、収入がなくならないこと
→収入を自動化すること
これを1つずつ満たしていきましょう。
①「生活費を上回る収入を得る」ための具体的手段
生活費よりも稼ぎの方が多ければ、貯金ができるようになります。
そしてある程度の貯金があれば、結婚、出産、病気、事故などの急な出費も乗りこえられますよね。
つまり「経済的に余裕のある生活」、「安定した生活」ができるということです。
そして、「生活費を上回る収入を得る」ための方法は以下の2つだけ。
- 生活費を下げる
- 収入を上げる
単純ですね。
どちらもやることは明確なので、これから解説します。
1.生活費を下げる具体的方法
当たり前ですが、生活費を下げればお金の不安は減ります。
1年間の生活費が100万円の人の場合、
年収が300万円もあれば、1年働いて2年休む。みたいな生活でも最低限は生きていけるんです。
ちょっと極端な例だったかもですが、
ようするに生活費を下げれば余剰資金が生まれやすい、経済的余裕が生まれやすいということです。
年間200万円貯金する具体的な手順は以下の記事で解説しています。よければ参考にしてくださいね。
>>新卒で200万円貯金は可能!みんな知らない節約法【ガマン不要】
2.収入を上げる具体的方法
節約はできそうだけど、
稼ぎを増やすのは難しそう…
ぶっちゃけその通りです。稼ぐのは節約よりも難しい…。
とはいえ残念なことに、節約だけでは限界があるので、稼ぎを増やすことも必要です。
例えば年収200万円の人が年100万円で生活をしても、貯金は100万円しか増えません。
一方、年収400万円の人が年100万円で生活をすれば、貯金は300万円も増えますよね。
つまり、ある程度の収入が無ければ、節約をしても効果が薄いということです。
ちなみに収入を上げる方法については以下3つの選択肢があります。
というか、これしかないと思います。
- 副業をする
- 転職をする
- 勉強をしてスキルを高める
短期的に10万円くらいを稼ぐ方法はいくつかありますが、そんなことをしていても長期的な改善にはなりません。
長期的に収入を上げるには上記3つしか方法がありませんので、頑張ってください。
短期的に稼ぐ方法については、一応リンクを貼っておきます。
副業を始める際の軍資金調達にでも利用してくださいね。
※継続性はゼロなので注意してください
>>セルフバック(自己アフィリエイト)で7~8万円をたった1日で稼ぐ方法【怪しくない】
コツコツと長期的に収入を上げたい人は、以下の記事を参考にどうぞ。
>>長期的に稼ぎたい人におすすめの副業は3種だけ【積み上げ式】
申し訳ないのですが、
- 転職で収入を上げるノウハウ
- スキルを高めて時給を上げるノウハウ
なんてものは、ぼくにはありませんので、他のブログを参考にしてください。。。
ぼくが収入を上げられたのは完全に副業のおかげですので、すみません。
②「収入源を分散させる」ための具体的手段
収入源を分散していれば、仮に1つがダメになったとしても収入ゼロにはなりません。
つまり「安定した生活」に近づけますよね。
例えば会社員をしながらブログを書いていれば、リストラされても致命傷にはなりません。
仮にブログとYouTubeをやっていれば、YouTubeがバン(アカウント削除)されても致命傷にはなりませんよね。
もし会社員1本だけだったら、リストラされた瞬間に収入がゼロになる…
失業手当があるとはいえ、リスクが大きすぎるかも…
というわけで、収入源を分散させる(=収入源を増やす)方法は以下の通り。
- 副業
→ブログ
→YouTube
→せどり
→プログラミング
→デザイン
→ライティング
→Uber Eats - 投資
→株式
→債券
→不動産
→外貨 - バイト
→コンビニ - 複業
→複数の企業で働く
手段はいろいろありますので、
自分に合いそうなものを始めてみると良いと思いますよ。
③「収入を自動化する」ための具体的手段
もしもあなたが病気になったり、大ケガをしたりしたとき、どうしますか?
大災害が起こったときや、失業したりしたとき、どうしますか?
もしサラリーマン1本でやっていたら、あなたが働けなくなったその瞬間に、安定収入は失われますよね。
しばらくは失業手当や保険金などで食いつなげるかもですが、その後の人生はどうなるのでしょうか。
国の保護制度や親戚、親兄弟などのお世話になるのでしょうか。あまり考えたくありませんね。
そんなリスクを回避するために「自動収入」を作っておくことが重要というわけです。
ん~、でも自動収入なんて作れるの?
例えばどんなのがあるの?
という人のために、ざっくりと思いつくものを書き出してみました。
【自動収入の種類の例】
- 不動産投資(家賃収入)
- 株式、投資信託、債券のリターン(配当、値上がり)
- 暗号資産投資のリターン(エアドロップ、値上がり)
- 貸金(預貯金含む)による利子・利息
- FX自動売買
- 自販機・コインロッカーの設置
- 本の印税収入
- ラインスタンプ販売
- 写真・動画、音楽素材の配信
- シェアリングビジネス
- アフィリエイトブログ
- YouTube
とにかくめちゃめちゃ多くの種類があります。
というのも、どんなビジネスでも「放置して稼げる仕組み」を作ってしまえば、それは不労所得となるからですね。
ようするに、自動収入を得る方法は無限にあるということか!
でも、私たちのような一般人でも手軽にできそうなものは少なめ…
というわけで
「25歳の普通のサラリーマンのぼくでも作れた自動収入」
を下記の記事で解説しましたので参考にどうぞ!
>>20代でも作れる不労所得5選!サラリーマンのぼくでもできました
「安定した生活」を送る方法まとめ
「安定した生活を送りたい!だから年収700万円の大企業に勤めるぞ~!!」
って転職したけど、結局は不安が消えない…
上記のようなケースは結局のところ、
「安定した生活」=「年収700万以上の大企業」と思いこみ、ゴール設定をミスってしまっただけというわけです。
しっかりと目的とゴールを明確にすれば、やるべきことは自然と明確になってくるはず。とぼくは思います。
しつこいかもですが、最後に「安定した生活」に必要な3要素をまとめておきますね。
★結論:「安定した生活」に必要な3要素
【安定した生活】=【経済的に不自由なく生活できること】
さらに具体的に書き出すと以下の通り。
- 急な出費に対応できるだけの貯金があること
→生活費を上回る収入がある状態 - 会社の倒産、リストラ、不況、円安等の外的要因によって、収入がゼロにならないこと
→収入源(≒依存先)を分散した状態 - もしあなたが働けなくなっても、収入がなくならないこと
→収入を自動化した状態
というわけで、以上になります。
おわり。コメントはこちらへ▼