こんにちは、しょーてぃです。
NFTなどのセキュリティ対策のために、メタマスクを複数アカウント使い分けたい!
アカウントの作成手順を教えてください!
こんな疑問に答えます。
- 「信頼できないサイト」にウォレットを接続するとハッキングの恐れがある
- だから「NFT保管用のメタマスク」などを使い分けるべき
- メタマスクのサブアカウントの作成手順
【信頼性の担保】
ぼくは2017年から暗号資産取引をしており、DeFiやBCGなどの魔界にも足を突っ込んでいます。そんなぼくが資金を守るためにイチバン重要だと思っている「メタマスクの複数アカウントの使い分け」について解説します。
ぶっちゃけ、これさえできていればセキュリティ対策は70点くらいに届きます。
10分でできる作業ですし、必ずやっておきましょう。ハッキングされてからでは遅いので。
やらかした。LooksRareだからなんかおかしいなと思ったけど時すでに遅しだった。
— ADMEN | CryptoTimes (@admen_vc_2) April 7, 2022
大事なCloneXがパクられた〜 https://t.co/iIMr7LkYjl
*注意喚起
— ばなな🍌クリプト整体師🏃♂️(💙,🧡).tori⛩ (@join104family) December 18, 2021
「メタマスクの中身が盗られた」のですが、
・中身は全て抜かれる
・エアドロップは入ってきてしばらくすると抜かれる
・claimは無事
という状態でした。
毎日の日課で9時にベスティング分をclaimするということを続けていたら、本日より抜かれるようになりましたことをご報告します🤑
CloneXなんて、100万円はくだらないNFTですからね。こんなの盗まれたら絶望どころじゃありません。
というわけで、詐欺、ハッキングのリスクを下げるために、最低限メタマスクアカウントは使い分けましょう。
その具体的なやり方を解説します。10分でできるので、必ず、今この瞬間に手を動かしてください!NFTを盗られてからでは遅いのでm(__)m
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「信頼できないサイト」にウォレットを接続するとハッキングの恐れがある
冒頭でお見せしたツイートの通り、メタマスクなどのウォレットを「信頼できないサイト」に接続するのはかなりのリスク。
ウォレットの中身をぜんぶ盗られるかもしれません。
それに、接続先のサイトそのものがハッキングされたりするリスクもありますよね。
どういうことかというと、あなたがウォレットを接続した時点では「優良な正しいサイト」だったけれど、サイトそのものがハッキングされて詐欺グループのものにすり替わってしまったというケースがあるということ。
専門用語でDNSハイジャックと言います。
え、すでにいろんなサイトにメタマスクを接続しちゃってるんだけど、、、
いつかハッキングされたりするのかな?
そういう人は「Revoke(承認解除)」をすれば大丈夫です!
>>【スマホ・PC】メタマスクをRevoke(リボーク)する手順【完全図解】
何より「これから先、怪しいサイトにメタマスクを接続しない」のが超大事です!
そのためには「捨てアカウント」と「NFT保管用アカウント」を作成するのがベストかなと。
たぶんみなさん、怪しいサイトとか変な通販サイトとかにメールアドレスを登録するときは「捨てアカウント」を使いますよね。
それと同じように「捨てマスク」を用意しましょう。
参考:メタマスクは3つのアカウントを使い分けよう
メタマスクは3アカウントを使い分けましょう!
- 普段使い用
→PancakeswapやOpenseaなどの信頼できるところだけで使う用 - 魔界に突っこむ用(=捨てマスク)
→失っても良い額(2~3万円)だけ入れて、新規DEXやBCG、怪しげなWL登録、その他Dappsに突撃する用 - NFT保管用
→普段はなにも操作しない、NFTを保管する用
たったこれだけでも、セキュリティレベルは数倍に跳ね上がります。
メタマスクのサブアカウントの作成手順【正しいやり方】
メタマスクでサブアカウントを作成する手順は以下の2ステップです。
- Google Chromeでプロファイルを追加&設定
- 新規プロファイルにMetaMaskをインストール
なお、下記画像のように1つのウォレット内でアカウントを分けても、シードフレーズは同じであるためセキュリティ対策にはなりません。無意味です。
※シードフレーズ:絶対に秘密にするパスワードのこと。これが流出するとメタマスクの中身が抜き取られます。
それでは正しい「サブアカウントの作り方」を解説していきます。
手順①:Google Chromeでプロファイルを追加&設定
まずはGoogl Chromeのプロファイルを作成します。
プロファイルとは「家族で別々のGoogleアカウントを使えるサービス」です。
例えば家族で家族で1台のPCを共有しているような場合、他の人がパスワードを上書きしてしまったら困りますよね。プロファイル機能を使えばアカウントを使い分けることができ、それぞれが別のアカウントを使うことができます。
今回は「別のメタマスクアカウント」を作成するために、プロファイルを作っていきます。
以下の手順で操作を進めていきましょう。
以下の通り、プロファイル名は「分かりやすい名前」にしましょう。
次は同期の設定していきます!
これを設定すると、ブックマークや検索履歴などを他の端末にも引き継げます。
ぶっちゃけ、やってもやらなくてもOKです。
↑任意
↑任意
↑任意
ここから先は必須作業です。
以下の手順でプロファイルを切り替えることが出来ます。
「デスクトップショートカットを追加」にチェックをつけた状態で作業を進めた人は、デスクトップにも新しくアイコンが追加されていると思います。
これでプロファイル作成は完了です!お疲れ様でした!
次はメタマスクをインストールしていきましょう!
手順②:新規プロファイルにMetaMaskをインストール
すでに1つ目のメタマスクアカウントは持っていると思うので、それと同じようにインストールしてください。
メタマスクの設定手順を忘れてしまった人は下記の記事をどうぞ!
おばあちゃんでも分かるように、完全図解しています。
【おまけ】NFTをまとめて送信(トランスファー)する方法
NFT保管用のメタマスクへNFTを一括で送信(トランスファー)する手順も合わせてお伝えしておきます。
まずはOpenSeaを開き、プロフィール画面を開いてください。そこにあなたが保有するNFTの一覧が表示されているので、下記の手順でクリックします。
次に、送りたいNFTを全て選択します。
最後に確認をして、送信ボタンを押せば完了です。
これで保管用のメタマスクにNFTを避難できました。お疲れ様でした!
MetaMaskの複数アカウント持ちは必須です。早めにやっておきましょう。
「後悔先に立たず」という言葉があるように、資金を盗まれてからでは遅いです。
作業自体は10分でできますので、今サクッと済ませておきましょう。
もしこの10分の作業で将来的の100万円を守れるとすると、「時給600万円の作業」ということになります。
しつこいと嫌われるのは分かっていますが、せっかく読んでくれた人に損をしてほしくないので何度でも言います。
絶対にやってください!!!
というわけで、以上になります。
こんな感じの有益な情報は、ぼくのTwitterでも発信しているので、よければフォローをお願いします。
おわり。コメントはこちらへ▼
[…] 対策としては、自分の大切な資産やNFTを保管するアカウントと別に、散策用のアカウントを作っておくことです。これはスマホだと作り方が分からないのですが、PCのやり方は「しょーていさんのこちらの記事」が参考になります。 […]
[…] 対策としては、自分の大切な資産やNFTを保管するアカウントと別に、散策用のアカウントを作っておくことです。これはスマホだと作り方が分からないのですが、PCのやり方は「しょーていさんのこちらの記事」が参考になります。 […]