こんにちは
水耕栽培歴5年の しょーてぃです。
水耕栽培を始めたいけど、液体肥料はなにを使えばいいの?
土栽培用のを使ってもいいの?
無機?有機?いろんな種類があって分かりにくい!
こんな疑問に答えます。
結論から言ってしまうと、
特にこだわりがない人や、とにかく失敗したくない人はハイポニカでOK。
こんなに立派なチンゲン菜、レタス、ほうれん草、トマト、メロン、オクラ、全部しっかり育ちました。
完全初心者なら500ml入りのを買っておけば十分ですよ。
ここから先は液肥の基礎から解説します。
水耕栽培における液体肥料の役割
植物は、窒素、リン酸、カリウムなどの栄養分を土から吸い上げて成長します。
これらの栄養は、植物が光合成をする手助けをしたり、細胞を強くしたり、根を強くしたりする超重要な要素です。
もちろん水道水にはこれらの栄養が入っていないので、水耕栽培をするときには添加してあげる必要があります。
つまり、チッ素、リン酸、カリなどの栄養がバランス良く含まれている液体肥料を与えることが、水耕栽培を成功させる秘訣というわけですね。
「水と光だけで光合成できる」って習ったけど、
根から吸い上げた栄養による補助が必要なんだね
土栽培の肥料を水耕に使うのはビミョー
水耕栽培を始めたい人の中には、土栽培の経験者が多いと思います。
そこで気になるのが「土栽培用で余った肥料を、水耕栽培の肥料として使えるか」という点。
結論、使えるけどおすすめしません!!
というのも、ほとんどの土栽培用の肥料には、硫黄や鉄、マンガンといった「微量要素」と呼ばれる栄養分が入っていないから。
土には十分に含まれるため、土栽培用の肥料には入っていない。
こういった違いがあるため、土栽培の肥料を水耕に転用するのはおすすめできません。
病気にかかりやすくなったり、しおれたりします。
上級者向けですが、水耕栽培用の肥料と土栽培の肥料を併用するのはアリです。
土栽培用のはチッ素、リン酸、カリの3要素だけ配合されているケースが多いので、成長期のレタスのカリウム補給のために入れたりもします。
有機肥料と無機肥料の違いとは?
無機肥料とは、鉱物などをもとに、窒素・リン・カリウムの成分量が全体の3割を超えるように作られたもの。
初心者には、、、というか、ほぼ全員におすすめなのが無機肥料。
というのも、ハイポニカなどの水耕栽培メーカーが研究に研究を重ねて、植物にピッタリ合った配合に調整してくれているから。
説明書通りに与えれば、ほぼ完ぺきな栄養バランスになります。
ちなみに有機肥料のメリットは「有機栽培」というブランドの野菜が作れること。(味や栄養、健康面に大きな違いはありません。)
中には有機肥料を使いこなす猛者もいますが、上級者になってから挑戦しましょう。
おすすめナンバーワン!「ハイポニカ」
ぼくも愛用している液体肥料ハイポニカ。
2液を500倍に薄めて使用します。
薄めたあとの値段は、1リットルあたり約4円。
・あらゆる植物に対応した液体肥料
ハイポニカ液体肥料は長年の研究と栽培ノウハウを活かして完成させた肥料です。A剤とB剤各500mlからなるセットで、水耕栽培はもちろん土耕栽培にもご使用いただけます。またあらゆる植物に利用可能で、抜群の生長効果が期待できます。
・使用方法はとっても簡単
水耕栽培でご使用の場合、ハイポニカ液体肥料は水で500倍に薄めて使用します。植物の生長段階を問わず、同じ配合量でご使用いただけるので配合調整の手間がかかりません。付属品;スポイト2つ
どんな生育段階でも500倍でOKなのが嬉しいポイント!
圧倒的な実績とシェア。ド定番です。
迷ったらコレ。
コスパ重視なら「微粉ハイポネックス」
粉末タイプの肥料です!
先ほど紹介したハイポニカは2液を混ぜる必要がありましたが、こちらは1種類の粉を水に溶かすだけ。
1リットルあたり1グラム(約2円)を溶かして使用します。
ただ、粉なので湿気に弱く、保存中に固まらないように注意が必要。
上級者が使っている格安「大塚ハウス」
コスパ最強!!
大塚ハウスの肥料は水耕栽培に詳しい人なら知っている、コスパ最強の水耕肥料。
1リットルあたり約1.5円なので大量に栽培したい人にはピッタリです。
ただ、2つ混ぜるタイプなのに、それぞれ溶かす量が違うのが面倒。。。
そして、大塚ハウス2号にはシュウ酸カルシウムが入っており、開封すると液化してきてしまう扱いづらさもあるようです。
大量に肥料を使う人向けの商品です。
水耕栽培を本格的に始めたい方におすすめ!
水耕栽培の肥料の選び方 ポイントまとめ
水耕栽培の肥料について、必要な知識をまとめると以下の通り。
- 水耕栽培には肥料が必須
- チッ素、リン酸、カリが主成分
- 土栽培の肥料だけで水耕栽培をするのはダメ
- 粉タイプのものは安いが扱いづらい
というわけで、以上になります。
ほかにも水耕栽培のコツや、おすすめ栽培キット、おすすめ野菜などを解説していますので、よかったら参考にしてくださいね↓
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