こんにちは、しょーてぃです。
Uniswapを使ったDeFiで安定運用をしたいなあ。
ハイリスクじゃない方法で手数料収入を得られるようにしたい。
どういうペアでコインを預ければ良いかも教えてほしい。
こんな悩みを解決します。
【この記事を読むと分かること】
- DeFiの基礎知識(貸出、流動性提供、手数料収入)
- Uniswapを使って手堅く手数料収入を得る手順
- USDT-USDCといった「ステーブルコイン」ペアで運用するのが一番安定(年利3%ほど)
- ややリスクを取れるなら「USDT-WETH」のペアがおすすめ(年利80%ほど)
【信頼性の担保】
ぼくは2021年からDeFiで運用しており、本業(サラリーマン)の収入を超えました。
比較的安全な運用から一発逆転のハイリスク投資まで経験済みです。
この記事を読めば「こういう仕組みでお金が増える」というのを理解でき、
より低リスクで効率的なDeFi運用ができるようになります。
DeFiの基礎知識ゼロの人へ【ぼくは100時間ほど勉強し、それを20分の記事にまとめました】
DeFiってどういう仕組みなの?なんで稼げるの?よくわからない…
という人は、以下の記事で学習してください。ぼくが100時間以上コツコツ勉強した知識を、20分ほどの記事に分かりやすさ重視でまとめました。これさえ読めば、DeFiの概要が分かるはず。
「PancakeSwapでの運用方法さえ知ることができればOK!」という人は、そのまま先を読み進めてください。
DeFiとは「銀行や証券会社などの金融業を、ブロックチェーンの自動プログラムにやってもらう仕組み」のこと。
銀行や証券会社と違って、余計な人件費やオフィス代などのコストがかからないので、手数料などがユーザーに還元されるスゴイ仕組みです。
Uniswapで運用するメリット【Pancakeとの違いとは】
そんなDeFiを実践するには、「DEX(≒分散型取引所)」を使用する必要があります。
DEXにもいろいろな種類がありますが、PancakeSwapやUniswapのどちらかを使っておけばOK。
PancakeSwapとUniswapってどう違うの?
どっちがオススメなの?
基本的にはPancakeSwapがおすすめです。
しかしUniswapにも若干のメリットがあります。
【UniswapとPancakeSwapの違い】
- PancakeSwapよりUniswapの方が始めるのが簡単
- Uniswapはイーサリアムチェーンで、PancakeSwapはBSC(iOSかandroidかみたいな感じ)
- TVL(≒Uniswapにロックされている金額)が世界一多いので、よりシステムが安定している
- PancakeSwapよりUniswapの方が手数料(ガス代)が高い
- ガバナンストークンがほぼ配布されないので、PancakeSwapより稼ぎにくい
- ガバナンストークンUNIの配布が再開すれば、かなり稼げる可能性アリ
上記の通り。
たぶん「なにそれ?」って感じですよね。今はそれでもOKです。
知らなくても大損することにはならないので、必要になったら勉強すれば大丈夫です。
結論、頻繁に取引をしたい人はPancakeSwapがおすすめで、簡単&安全に運用したい人ならUniswapがおすすめ。
しっかり学んでおきたい人は、少し上にスクロールして、貼ってあるリンクから学習してください。
その前に、DeFiの仕組み、リスクを理解してから始めましょう
とにかく稼げるDeFiですが、
- 始める難易度が高い
- 仕組みの理解が難しい
- お金を失うリスクも高い
というデメリットもあります。
必ず仕組みやリスクを理解してから始めましょう!
仮想通貨の世界は詐欺が横行していて、
よく分からないものに投資するとお金を失うので注意!
ぼくはDeFiの危険性をある程度理解したうえで、
それでもメリットの方が大きいと判断し、余剰資金で行っています。
リスクについては以下の記事にて詳しく解説していますので、参考にどうぞ。
年利100%!とか言われたら真っ先にポンジスキームのような詐欺を疑うべきなんですが、驚くことにUniSwapは詐欺ではないんですよね。
とはいえ「100%絶対に大丈夫」ということはあり得ないので、上記の記事を読んで、自分で判断してから始めてくださいね。
Uniswapで「わりと安定した不労所得」を得る手順
それでは、DeFiで不労所得を稼ぐまでの手順を解説します。
- 国内仮想通貨取引所(Coincheck)に登録
>>【完全図解】コインチェック(Coincheck)の登録方法を初心者向けに解説※専門用語なし - 日本円でイーサリアムを購入
>>【完全初心者向け】スマホでできる!ビットコインの買い方・売り方【コインチェック】 - オンラインウォレット(MetaMask)をインストール&セットアップ
>>【初心者向け】メタマスク(MetaMask)の使い方、送金方法【完全図解】
- CoincheckからMetaMaskにイーサリアムを送金
>>【初心者向け】メタマスク(MetaMask)の使い方、送金方法【完全図解】
———-ここから下を本記事で解説———– - 分散型取引所UniswapとMetaMaskを連携
- Uniswap上で、ETHを「USDT」と「USDC」に交換(金額が約1:1になるように)
- これらを1:1のペアで預け、報酬が自動発生する状態を作る
ぶっちゃけ知識ゼロから始めるのは、なかなかな難易度だと思います。。。
このくらい参入障壁が高いからこそ、まだ参加できていない人が多いんですよね。
言いかえれば、まだまだ参入者は増えるということ。
参入者が増えるとより稼ぎやすくなる仕組みですので、早めに参入しておくのはかなり効果的です。
というわけで、1ステップずつ解説していきます!
「この手順通りにやればOK!」という具合で完全図解しますので、
一緒に手を動かしながら読んでくださいね。
※手順④までは下記の記事にて「完全図解」しています。手順④が完了したらこの記事に戻ってきてくださいね。
それでは手順⑤から解説します!
メタマスクにETHを入れた状態になったら、以下を読み進めてくださいね。
手順5:分散型取引所UniswapとMetaMaskを連携
まずは分散型取引所「Uniswap」https://app.uniswap.org/にアクセスし、MetaMaskと連携します。
これで、UniswapとあなたのMetaMaskが紐づけられました。
分かりやすく言えば、「あなたのMetaMaskというお財布で、Uniswapというショッピングサイトを利用できるように設定した」というようなイメージです。
手順6:PancakeSwap上で、BTCを「USDT」と「USDC」が1:1になるように交換
次に、あなたが持っているBTCを、USDTとUSDCにスワップ(交換/両替)する作業を行います。
つまり、両替です。
※この記事では「USDTとUSDC」に変換することをオススメしていますが、中リスク中リターン希望の人は、下記の通り「WBTC-WETH」などでもOKです。
- 「低リスクでコツコツと安定的」に稼ぎたいなら「USDTとUSDC、もしくはDAI」(年利は約3%)
- 「中リスクでしっかりリターンを狙って」稼ぎたいなら「WBTC-WETH」(年利は約100%)
知らない英語の文字列が多くてツライ…
という人のために、ざっくり解説します。「こういうコインなんだ~」というレベルでOKです。
【それぞれのコインの説明】
- USDT…ドルとほぼ同じ価格を維持するステーブルコイン(発行元はTether社)
- USDC…ドルとほぼ同じ価格を維持するステーブルコイン(発行元はCircle社)
- DAI…ドルとほぼ同じ価格を維持するステーブルコイン(発行元はユーザーみんな)
- WBTC…イーサリアムチェーン上で使える状態にしたBTC(BTCより若干セキュリティが甘い)
- WETH…イーサリアムチェーン上で使える状態にしたETH(ETHより若干セキュリティが甘い)
- UNI…Uniswapのガバナンストークン(>>ガバナンストークンの解説記事)
要するに、リスクを抑えたい人はステーブルコイン同士のペアで運用し、リスクを取って大きく稼ぎたい人はステーブルコインでないものをペアにして運用すればOK。
ぼくのおすすめは上記のペアですが、他のも気になる場合は以下のサイトにて利回りを調べると良いですよ。
話がそれましたが本題です。
作業の手順は以下の通りです。
これで、0.05ETHを144.664 USDTに交換することができました。
同じような手順で、144.664 USDCの方も用意してください。
※すべての手数料はETHで支払うので、0.1ETHくらいは常にMetaMaskに残しておくようにしましょう。
余談ですが、イーサリアムチェーンはガス代(トランザクション手数料)が高い…
それにしてもガス代(送金手数料みたいなもの)が高い!
1回スワップするだけで5000円も取られるのはシンドイです。
ちなみにガス代はイーサリアムチェーンの混雑度合によって変わるので、安くしたい人は夕方あたりにs操作すると良いかもです。ガス代目安はこのサイトで調べられます。(https://ethereumprice.org/gas/)
将来的にはこのガス代問題(スケーラビリティ問題という)も解消されると言われています。
ETCがない時代は高速道路の料金所が混雑していたけど、ETCが出てきてから混雑がなくなった!みたいなイメージです。とにかくはやく改善してほしい。。。技術者のみなさん、頑張ってください。
とはいえ現状はさすがにガス代が高すぎるので、やっぱりBSC(バイナンススマートチェーン)の方が良いですね。
ちなみにBSCとは、イーサリアムチェーンとは別のチェーンのこと。このBSCを使ったのがPancakeSwapというDEX(分散型取引所)です。ガス代が安いのが特徴。
少額でDeFiを始めたい人は、そっちがオススメですね。
Uniswapでもポリゴンチェーンを使えば手数料問題は緩和しますが、そうするとBSCを使うのと同じくらい面倒になります。好きな方を選んでください。
手順7:USDTとUSDCを同額になるように預ける
ようやく「イールドファーミング」と呼ばれる機能を使っていきます。
あと少しで完了なので頑張ってください!
今のみなさんは、USDTとUSDCを1:1の割合で持っている状態だと思います。
そのUSDTとUSDCを1:1のペアにしてUniswapに預け、手数料収入をもらえるようにします。
どういうことかというと、あなたが預けたコインを誰かが使う(スワップする)と、そのときに発生する手数料をあなたが受け取ることができるということです。
手順は以下の通り。※ここではETH-WBTCのペアで説明していきます。
これで2種のコインを預け、手数料収入が自動発生するようになりました!
お疲れ様でした!
ひとまずこれで完了です!
補足:手数料収入の確認方法、出金方法
手数料収入は日々発生しますが、残念なことに、それを受け取るにもガス代がかかります。
そのためできるだけ長く、忘れてしまうくらい放置しておくのがオススメ。
ちなみに報酬の受け取り方法は以下の通り。出金方法も、下記の通り簡単です。
DeFiを触ってみたいけどリスクを取りたくない人には、この年利3%のステーブルコインの運用というのは魅力的かもですね。
それに、もしもまたUNIトークンが配布されることになったら嬉しいですよね。
※2020年、既存のユーザー全員に400UNIが配られました。
※2022年現在だと1UNI≒1250円なので、400UNIで50万円です。
あれだけ大規模なUNI配布はありませんが、お小遣い程度の配布ならあるかもしれませんね。
注意!DeFiでファーミングを行うリスク
DeFiでファーミングを行うリスクとしては以下の通り。ぶっちゃけリスクは大きい方です。
この記事では「わりと安定した不労収入を得る方法」を解説しましたが、やはり株式などと同等、またはそれ以上のリスクはあります。
これらのリスクを踏まえて、DeFiにチャレンジするか決めてくださいね。
- ハッキング(プログラムのバグ・脆弱性)
→防ぎようがない、怖い - ステーブルコインの規制
→勝手にドルと同じ価値のものなんて作っちゃアカンでしょ。と国は思っているかも
リスクがあることを理解して、余剰資金で遊びましょう。
特に、ステーブルコイン以外でDeFi運用する場合は、インパーマネントロスも発生します。
詳しく知らなくても稼げますが、知っておくとなお良いので、中級者はぜひ参考にどうぞ↓
国内の仮想通貨取引所は複数登録しておこう
ここまでお疲れ様でした。
作業が一段落したところで、資金を守るための作業をしましょう。
その作業とは、複数の国内取引所に登録しておくこと。
記事本文ではコインチェックをおすすめしましたが、国内取引所は複数登録しておく方が絶対に良いです。
というのも、コインチェックの仮想通貨流出事件、Zaifの仮想通貨流出事件、このような事件が起こったとき、仮想通貨の入出金制限がかかってしまいました。
そうなると、MetaMaskにある資金が取り出せなくなってしまうんです。
MetaMaskに入っている仮想通貨を日本円にして銀行に振り込むには、どうしても国内取引所を経由する必要があるからですね。
いつなにが起こってもおかしくない仮想通貨の世界で、そしてなにより1日で50%も暴落するかもしれない仮想通貨を、動かせない状態に置いておくのはかなりのリスク。
それを回避するために、仮想通貨取引所は複数登録しておくべきというわけです。
コインチェックのNEMハッキング事件のときは、
100円以上の価値があったNEMが、数週間で30円とかになっていましたからね。
すぐに逃げられないのは超危険。
というわけでCoincheckだけでなくGMOコインやbitFlyer、Zaifなんかにも登録しておくと良いですよ。
Uniswapで稼ぐ方法まとめ
それでは、Uniswapを使ったDeFiで不労所得を稼ぐ手順をおさらいします。
- 国内仮想通貨取引所(Coincheck)に登録
>>【完全図解】コインチェック(Coincheck)の登録方法を初心者向けに解説※専門用語なし - 日本円でイーサリアムを購入
>>【完全初心者向け】スマホでできる!ビットコインの買い方・売り方【コインチェック】 - オンラインウォレット(MetaMask)をインストール&セットアップ
>>【初心者向け】メタマスク(MetaMask)の使い方、送金方法【完全図解】
- CoincheckからMetaMaskにイーサリアムを送金
>>【初心者向け】メタマスク(MetaMask)の使い方、送金方法【完全図解】
———-ここから下を本記事で解説———– - 分散型取引所UniswapとMetaMaskを連携
- Uniswap上で、ETHを「USDT」と「USDC」に交換(金額が約1:1になるように)
- これらを1:1のペアで預け、報酬が自動発生する状態を作る
難しいと感じるかもですが、ひとつひとつ進めていけば割と簡単です。
手順は全て「完全図解」していますので、記事に記載の通りに進めれば間違いなくDeFi運用できるようになります。
DeFiはちょっと始める難易度が高く見えますが、不労所得が欲しい人、最先端技術に触れてみたい人、余剰資金を遊ばせている人、こういった人はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
というわけで、以上になります。
他にも仮想通貨を使った稼ぎ方を解説していますので、気になれば参考にしてください。
おわり。コメントはこちらへ▼