こんにちは
ミミズコンポスト歴5年のしょーてぃです。
家庭の生ゴミを減らしたい。
ミミズコンポストを使えば生ゴミを土に変えられるって本当?
興味があるけど、実際の使い心地はどうなの?
どんなメリットがあるの?
こんな疑問に答えます。
結論、以下のようなメリットがあり、使い勝手も良いので超おすすめです。
【ミミズコンポストのメリット】
- ゴミの量が圧倒的に減る
- 室内のゴミ箱に生ゴミを捨てなくなるので、臭わなくなる
- 庭で抜いた雑草なども放り込めるので、処分の手間が減ってラク
- 肥料を買う必要がなくなる
- 約8割が水分である生ゴミを焼却しなくて済むので、超エコ
家庭菜園歴15年、
ミミズコンポスト歴5年のぼくが、
使用感含めてくわしく解説していきます!
ミミズコンポストとは
ミミズコンポストとは、生ゴミや雑草などを大きな容器に入れることで、生物分解して栄養豊富な堆肥にしてもらう仕組みのこと。
魚のアラ、皮、野菜くず、芯、卵のカラ、お茶ガラ、とにかく何でもぶち込んでいます。
おかげでキッチンのゴミ箱がかなりキレイ!
毎年、庭のアスパラガスに生ゴミ堆肥をあげているおかげで、
めちゃめちゃ太くて甘~いアスパラが収穫できています!
生ゴミには窒素が大量に含まれているからだと思います。
てきとー堆肥
落ち葉とか、大量の雑草とか、生ゴミとか、捨てるの面倒くさいので全部入れちゃうゴミ箱😂
ミミズや微生物がうじゃうじゃいるからか、案外ちゃんと分解されるんです🙆
容器の底は白いダニみたいなのがびっしり笑うちのアスパラが大株になってくれるのは、これのお陰な気がします…🤔 pic.twitter.com/Hk7MWel3tv
— しょーてぃ@栽培マン (@sho_tea_blog) September 6, 2019
ちょっと伸ばしすぎたけど、
太くて立派!そして激甘🤤
糖度計が欲しい…笑#アスパラ#昼ごはん pic.twitter.com/seAmvmGtUu
— しょーてぃ@栽培マン (@sho_tea_blog) April 23, 2020
しかも、スゴイことに、悪臭がほとんどしないんですよね。
むしろ、土の良い匂いがします。
これは、ミミズの糞の中にいる微生物が悪臭を分解してくれるからだそう。
それに、悪臭が発生する前に微生物が生ゴミを分解してくれるのも関係ありそうです。
あまりの無臭さに驚きました。
ミミズコンポストを使うメリット
メリットは以下の通り。
【ミミズコンポストのメリット】
- 室内のゴミ箱に生ゴミを捨てなくなるので、臭わなくなる
- 庭で抜いた雑草なども放り込めるので、処分の手間が減ってラク
- 肥料を買う必要がなくなる
- 約8割が水分である生ゴミを焼却しなくて済むので、超エコ
メリット①:キッチンのゴミ箱が臭くならない
久しぶりの実家!
イワシの頭と内蔵は、未来のトマトになってくださいな🙆#自家製堆肥#コンポスト#ミミズコンポスト pic.twitter.com/TaQxMAIL1Q— しょーてぃ@栽培マン (@sho_tea_blog) August 26, 2020
キッチンのゴミ箱周り、なんか臭くなったり虫が湧いたりしている家もあると思います。
それは、ゴミ箱の中で腐ってしまった生ゴミが原因。
魚の残骸なんて入れたら、あっという間に臭くなりますよね。
これを解決してくれるのがミミズコンポスト。
屋外にコンポストを設置し、そこに生ゴミをぶち込んでしまえばOK。キッチンを清潔に保てます。
ゴミの総量も減るので、ゴミ出しにいく回数も抑えられます!
ぼくの家、ゴミ収集所まで徒歩2分くらいかかるので面倒なんですよね。
それに加えて、ゴキブリやハエなどの害虫も、キッチンから完全に消え去りました。
野菜くずは
コンポストに入れて腐葉土に🥬ゴミも減るし、おかげで家のゴミ箱が臭くならないし、なによりキッチンから徒歩10秒なので楽!
コンポストの中はミミズだらけです😁
(きちんと埋めないとコバエが湧きます)#腐葉土 pic.twitter.com/D4RiMDEHDJ— しょーてぃ@栽培マン (@sho_tea_blog) June 29, 2019
メリット②:庭の雑草などのゴミを捨てる手間が減る
庭の雑草、抜いたのはいいけれど、処分が面倒くさいな
こんな悩みもあると思います。
「ちょっと庭が荒れてきたから草刈りしようかな~」って思っても、
「ゴミ捨て」までセットになっていると心理的ハードルが高くなっちゃいますよね。
そんなとき、庭にコンポストがあったらめっちゃ気軽に草刈りできます。
刈ったらコンポストにぶち込むだけですから。
結果、庭をキレイに保ちやすくなります。
メリット③:肥料を買わなくて済むようになる
アスパラの枯れ枝を刈り取って、ミミズ堆肥を入れました!
完熟じゃないけど、アスパラの芽が出るのは1ヶ月も先なので多分大丈夫😂ついでに、種から育てたアスパラの根も畑に投入😁
アスパラの枯れ葉は、
ミミズコンポスト&山芋のマルチにして、ゴミはゼロ! pic.twitter.com/1DA2nCH6Kh— しょーてぃ@栽培マン (@sho_tea_blog) February 1, 2020
肥料食いと言われるアスパラガスも、この生ゴミ肥料でグングン育っています。
魚の内臓や野菜くずには大量の窒素が含まれているので、アスパラと相性が良いんだと思います。
ちなみに化成肥料は速攻性のものが多い反面、堆肥や腐葉土などは遅効性です。
つまり、生ゴミ堆肥は冬にたっぷり撒くだけで、長期的にジワジワと効果を発揮してくれるんです。
頻繁に面倒を見るのが面倒くさいぼくにピッタリ!
たま~に化成肥料をあげたりもしますが、基本的にはこの生ゴミ堆肥だけで育っています。
肥料を買うお金も節約できるし、
なにより、ホームセンターから家に持ち帰る手間がかからないのがありがたい!
メリット④:「水分量80%もある生ゴミ」を燃やさないのでエコ
水分を80%も含んだ生ゴミを焼却するには、大量の燃料が必要です。
例えば1トンの生ゴミがあったら、そのうちの800kgが水ということになります。
その水を全て蒸発させるには、灯油ならば92リットル以上になる計算になるんですね。(かなりザックリした概算です。)
つまり、水分量の多い生ゴミを燃やすということは、
大量の燃料を使い、大量の二酸化炭素を排出しているということ。
貴重な資源も使ってしまうし、その燃料を買うために税金だって使われています。
ぼく1人がコンポストで生ゴミを減らしたところで大きな効果はないでしょうけれど、
ミミズコンポストがエコなのは間違いありません。
ミミズコンポストのデメリット
デメリットは以下の通り。
- 設置場所がキッチンから遠いと、捨てに行くのが面倒
- しっかりフタをするor生ゴミを土に埋める。これをしないとコバエが湧く(臭いはほぼなし)
- 設置するスペースが必要(日陰&極度に乾燥しない場所)
これらを考慮してコンポストの種類、設置場所を選びましょう。
ミミズコンポストの始め方は?容器の選び方には注意!
ミミズコンポストの始め方は超カンタンで、容器に生ゴミと少しの土を入れるだけ。
乾燥しないようにフタをして、日陰に置いておくだけ。
ちなみにぼくの場合、ミミズはコンポスト内に自然発生しました。
たいていの場合、ジメジメした土にはミミズの卵が入っているようで、その土をコンポストに入れたからすぐにミミズが発生したんだと思います。
不安な人は、ミミズを捕まえて入れておきましょう。
その他にも、容器の選び方には注意が必要です。
容器の選び方次第で、使い勝手が大きく変わってきます。
その理由は以下の通り↓
ミミズ堆肥コンポストが溢れてきました…💦
底の方から出来上がった堆肥を取りたいけど、天地返しが大変すぎて取れない😭
3枚目みたいな回転式のが欲しい… pic.twitter.com/wYtkpUpQgk
— しょーてぃ@栽培マン (@sho_tea_blog) April 10, 2020
ぼくは超大きい容器をコンポストにしていますが、
出来上がった堆肥を取り出しにくいのでぶっちゃけビミョー。
コンポストに生ゴミや雑草をぶち込んでしまうと、その下の堆肥を取り出せなくなってしまうんですよね。
だからこそ、これからミミズコンポストを始める人には、
下から土を取り出せるタイプのコンポストを買うことを強くおすすめします。
もちろん、コバエ&悪臭防止のフタは必須。
直置きタイプの方がミミズもよく入るし、できた堆肥をすぐに畑に撒けるので、使い勝手が良さそうです。
今のぼくなら迷わず前者の直置きコンポストを購入します。
あとはせっせと生ゴミを放り込むだけ。
下の方はしっかり土になっていますね。
ミミズコンポストまとめ
ミミズコンポストについてまとめると以下の通り。
メリット
- 生ゴミは外のコンポストに入れるので、キッチンのゴミ箱が臭くならない
- 抜いた雑草とかも放り込めるので、処分の手間が減ってラク
- 肥料を買う必要がなくなる
- 家庭から出る生ゴミの水分量は約8割、これを焼却しなくて済むので超エコ
デメリット&注意点
- 設置場所がキッチンから遠いと、捨てに行くのが面倒
- しっかりフタをするor生ゴミを土に埋める。これをしないとコバエが湧く(臭いはほぼなし)
- 設置するのにスペースが必要
★下から土を取り出せるような、フタつきタイプのコンポストを選びましょう
というわけで以上になります。
他にも栽培、環境に関する記事を書いていますので、よければどうぞ。
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