こんにちは、しょーてぃです。
暗号資産やビットコインのマイニングって何?
個人でもできるの?
仕組みとやり方を教えてほしい!
こんな疑問に答えます。
【この記事を読むと分かること】
- ビットコインのマイニングとは何か
- マイニングの仕組み
- マイニングの種類
- 個人では無理ゲーなので、ぼくは諦めた
ぼくは2017年からビットコインに投資をしており「マイニングをやってみたいな」と勉強した過去があります。少し難しい部分もありましたが、そういう点を含めて出来るだけかみ砕いて分かりやすく解説していきます。
ビットコインのマイニングとは?
マイニングとは、暗号資産を生み出す作業のこと。
もう少し詳しく説明すると、暗号資産の取引を承認する作業(=パソコンの計算能力を使って難しい暗号を解く作業)をすると、その報酬として新規発行された暗号資産を得られるんです。
この作業をマイニングと呼び、そういう人たちを「マイナー」と呼びます。
何もないところからビットコインなどの暗号資産を生み出すので「マイニング(採掘という意味)」と呼ばれているわけですね。
はあ、なんとなく分かったような分からないような、、、。
マイニングを理解するためには「ビットコインの仕組み」を知らないと難しいかもです。
サクッと3分で概要だけ説明しますね。
マイニングの仕組み【サクッと3分で解説します】
分かりやすさ重視で解説していきますね!
ビットコインには管理者がいないので、マイナーたちが管理している
「日本円」は日本国が管理していますよね。「楽天ポイント」も楽天が管理しています。しかし、ビットコインは特定の管理者がいません。
楽天ポイントのような特定の管理者がいるシステムのことを「中央集権」といい、管理者がいないものを「非中央集権」といいます。
ビットコインは非中央集権なので、みんなで管理しなければいけません。この「管理」というのが先ほど説明したマイニングです。つまり、難しい計算問題を解いて、ブロックチェーン上の取引を確認&承認する作業になります。
もちろん無報酬で「難しい計算問題を解く作業」をしてくれる人はいないので、「新規にビットコインが発行される」という報酬が設定されています。
上記の通り、計算は早い者勝ち。だから高性能で計算能力の高いパソコンが必要なんです。
なぜわざわざ「難しい計算」を解かなければいけないのか
おおよその仕組みは分かったけど、なんでわざわざ「難しい暗号」を解かなきゃいけないの?
結論、改ざん防止のためです。
ビットコインのもとになっている技術「ブロックチェーン」というのは、分散型の台帳とも言われています。ようするに、みんなで管理する預金台帳みたいなものです。
そんな預金台帳を改ざんされたらヤバイですよね。
例えば「沖縄ツアーの代金3万円を旅行会社に振り込んだのに、振り込み履歴を見たら1万円しか反映されていなかった」みたいなことが起きたら恐怖ですよね。こんなことは許されないので、後から記録を改ざん出来ないようにする必要があるんです。
改ざん不能にするために、ブロックチェーンの承認作業には以下の例のような複雑な計算問題を解くことが求められます。
上記は分かりやすいように適当に数式を入れましたが、実際はもっと難しいバージョンを解く作業をします。イメージとしては、ひたすらに1とか2とか3tかを入れていって、正解するまで計算していく感じ。Yからxは逆算できないので、量をこなすのが正義です。
ちなみに、マイニングは「新しく生成されたブロック」だけじゃなく、「過去のブロック」においても上記の計算を行わないといけません。これが改ざん防止のカギ。
なぜ「過去のブロックも計算すること」が改ざん防止に繋がるかと言うと、過去のブロックに記録された情報を改ざんしようとすると、その後の全てのブロックの計算問題の答えが変わってしまうんです。
つまり、全てのブロックの計算問題を解き直す必要が出てきてしまうので、実質的に改ざん不可になっています。
ビットコインのマイニングの種類【3つある】
ビットコインのマイニング方法は以下の3つ。
- 個人マイニング(ソロマイニング)
- プールマイニング
- クラウドマイニング
結論、どれもおすすめしません。が、一応全て解説します。
個人マイニング(≒ソロマイニング)
ソロマイニングとは、個人でPCを組み、マイニングをすることです。高価な機材を揃える必要があり、専門知識が必要です。
ビットコインなどの、ライバルとなるマイナーが多いコインでは、太刀打ちできません。PCの規模と計算速度が命なので、専門にやっている企業や事業者に勝てるわけがないんですよね。
いわゆる草コインなら、ソロマイニングも可能です。とはいえ、そんなことをするなら草コインを直接購入すればいい話です。
加えてPCに爆速で計算させる必要があるため、膨大な電気代がかかります。電気代の安い国でないと赤字になりやすい。
とはいえ、宝くじ的な夢はある世界です。
下記の通り、めちゃめちゃショボい機材で、3000万円分(6.25BTC)のビットコインを掘り当てた人もいます。
🤯 Someone solved a #Bitcoin block worth 6.25 BTC with a few USB miners and a couple fans.
This is decentralization 🙌 pic.twitter.com/lJ7JFLyXwy
— Bitcoin Magazine (@BitcoinMagazine) January 24, 2022
上記のツイートは「USBのちっぽけなマイニングマシンで6.25ビットコインも採掘できたわ。分散型サイコー!」みたいな感じです。いいなあ。
プールマイニング
プールマイニングとは、いろんな人たちと一緒にマイニングする手法。個人のPCでは計算力が圧倒的に不足しているので、それをみんなで補おう!というものです。
インターネット経由でPCの計算力を提供することができ、マイニングに成功したら「提供した計算力の量」に応じて報酬を分配する仕組みになっています。
しかし、たくさんの報酬が欲しいなら高価な機材を購入する必要がありますし、たいていの場合「プール運営者」に中抜きもされますし、トランザクション手数料(≒送金手数料みたいなもの)もしっかりかかるので、かなり厳しい戦いです。
クラウドマイニング
クラウドマイニングは、大きなマイニングマシンを持っている企業や、大きな額を運営しているマイニングプールにお金を出して、代わりにマイニングしてもらう方法。
ぼくから言わせれば、これはもはやマイニングではありません。ただ「マイニング企業に出資しているだけ」です。
マイニング企業は今後めっちゃ爆伸びする!と思うのであれば、株式投資の感覚でやってみても良いかもしれませんね。
ぼくの結論:マイニングは無理ゲーなので、諦めました
結論、マイニングは無理ゲーです。個人レベルで行う場合、電気代や機材代を考えるとほぼ確実に赤字になります。
というわけで、ビットコインが欲しい場合は取引所で購入するのがベスト。草コインを買いたい場合は、海外の取引所で購入しましょう。
国内ならコインチェック、海外ならBinance(バイナンス)に登録しておけばOKです。
口座の開設方法や、コインの売買方法は以下の記事にて完全図解していますので、良ければ参考にどうぞ。
おすすめのコインは下記の記事を参考にどうぞ。2021年に年利500%を達成したぼくが注目しているコインです。
というわけで、以上になります。
おわり。コメントはこちらへ▼