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ブロックチェーンゲーム「Heroes of Mavia」の将来性分析&買い方

Mavia概要 GameFi

こんにちは、しょーてぃです。

考える人
考える人

ブロックチェーンゲーム「Heroes of Mavia」の将来性を知りたいな。

しっかりとした根拠のある分析記事が読みたいです!

こんな疑問に答えます。

【この記事を読むと分かること】

  • ゲームの概要
  • 「トークンエコノミクス」や「競争優位性」などの点数評価
  • このゲームに将来性はあるのか
しょーてぃ
しょーてぃ

【信頼性の担保】

慶應→大企業→退職してブロックチェーンゲーマーになりました。

つまりゲーム分析にはぼくの人生がかかっているというわけで、かなり本気でやっています。

しょーてぃ
しょーてぃ
Heroes of Maviaは世界で大人気の「クラッシュオブクラン」とほぼ同じゲームなので、かなり期待できるんじゃないでしょうか?
というわけで、この機会にしっかりと分析してみることにしました。

Heroes of Maviaの概要【領土を強化し、資金を奪い合うゲーム】

Mavia概要

Mavia詳細

【基本情報】

  • 運営会社(チーム):ベトナムの「Skrice Studio」
  • ネットワーク:イーサリアム(将来的にBSC対応予定)
  • ローンチ予定日:2022年第3クォーターβ版予定

ゲームの内容としては、クラッシュオブクランとほぼ一緒。自分のLand(土地)を強化して、Heroes(英雄)を用いて敵の侵入を防ぐゲームです。

また、敵の領土に攻め入ってお金や資源を奪うこともできますし、Statues(彫像)からゲーム内資源を採掘することもできます。

攻め入ることに成功したとき、防衛に成功したときなどに、ゲーム内のリワードトークン「Ruby」を稼ぐことができるそう。

詳しくは公式サイトをどうぞ。

ゲームの将来性【期待できます:80点】

結論として、このゲームの評価は80点です。

※AxieInfinityやSTEPNを100点として、自分なりにスコアリングしています。

しょーてぃ
しょーてぃ

評価項目は以下の通り。

【ブロックチェーンゲームの評価項目】

  1. 提携ギルドやVC
  2. トークンエコノミクス
    ①採掘量が消費量を上回りすぎていないか
    ②トークンのインフレを低減する仕組みはあるか
    ③消費者設計がしっかりとしているか
  3. 口コミが広がりやすい設計か
  4. 競争優位性は存在するのか
  5. 競合の有無と成功事例
  6. トークンの分配率
  7. 公式Twitterのフォロワー数の増加率
  8. 検索ボリュームの増加率

それではそれぞれ見ていきましょう。

①:提携ギルドやVC:100点

まずはパートナーシップを結んでいるギルドや、出資しているVCを見ていきます。

ギルドや大型VCは、そのゲーム運営にアドバイスをしたりIGOの補助をすることも多いので、それなりに重要。

しょーてぃ
しょーてぃ

Heroes of Maviaの提携VC&ギルドは以下の通り。

MaviaVC

BinanceやYGG、MeritCircle、Animoca等が出資しています。かなり豪華ですね。

②:トークンエコノミクス:70点【今後の発表に期待】

ブロックチェーンゲームで一番大事なのが「トークンエコノミクス」です。

トークンがどう使われるのか。ポンジ性を抑えられているのか。ここでしっかりと供給と消費のバランスを見るのが超重要です。

大きくまとめると以下の通り。詳しく見ていきます。

  1. 採掘量が消費量を上回りすぎていないか
  2. トークンのインフレを低減する仕組みはあるか
  3. 消費者設計がしっかりとしているか

採掘量が消費量を上回りすぎていないか【問題なさそう】

リワードトークンの価格維持ができそうかどうかを見ていきます。

リワードトークンRubyを稼ぐ方法は下記の通り。

【トークンの稼ぎ方】

  • 他人の領土への攻撃成功
  • 他人からの侵攻の撃退成功
  • 領土内のガレキ等の撤去
  • デイリー?チャレンジの成功など

一般的なブロックチェーンゲームと同じく、稼ぎ方は普通ですね。デイリーチャレンジでバラマキ過ぎなければインフレも抑制できるかと思います。

リワードトークンRubyの消費方法は以下の通り。

【トークンの使い道】

  • Land土地(HQ levelというものらしい)のアップグレード
  • Heroes英雄のアップグレード
  • Statues彫像のアップグレード

こちらも目新しいものはありません。リワードトークンの使い道が複数あるのは良いですね。しかし欲を言えばもっと消費手段を増やしてほしいところ。

トークンのインフレを低減する仕組みはあるか【現状ない】

リワードトークンのインフレ、つまり暴落を回避する仕組みを見ていきます。

2022年現在、「ユーザーの参入時期をずらす」や「リワードトークンのClaim頻度をずらす」などといった施策は発表されていません。

とはいえプロジェクトチームは「長期的な成長を最重視する」「短期ユーザーではなくて、長期ユーザーであふれるゲームにしていきたい」と話しています。事実、運営はNFTやトークンの売買手数料は取らないとのこと。

「ゲームの活性化」に焦点を当てていることがうかがえるので、そこは良い点です。

今後、何かしらの「長期施策」が発表されるのではないかなと期待しています。

しかし現状のゲームシステムを見る限り、ゲームリリース序盤はみんな一斉に土地を強化するのを防げないように思います。つまり、最初だけRubyが高騰しますが、しばらくするとみんな一斉に「土地の強化」が完了し、Rubyの需要が激減するということ。

その時点でRubyは供給過多になって暴落することが見込まれます。これを回避する施策は必須かなと。

まあ、Rubyの高騰期間だけ参入するという手法も、「お金を増やす手段」としてなら悪くないかもです。

この「Rubyの需要があるタイミングで激減する」ことへの対策には要注目です。

消費者設計がしっかりとしているか【少しだけある】

投資マネーだけではポンジ性が強くなってしまうので、「消費者」の存在も必要。それがしっかりと設計できているか見ていきます。

なぜ「ブロックチェーンゲーム=ポンジスキーム」になりがちなのか分からない人は、下記の記事を読んでください。これはもはや必須知識なので、飛ばさずに読んでくださいね。

>>【悲報】ブロックチェーンゲームは基本的にポンジスキームです

このゲームにおいては以下の消費要素が挙げられます。

  • 単純に「プレイして楽しむための課金」
  • 土地を強く豪華にしたいという「見栄からくる課金」
  • Maviaコミュニティからの表彰などの「承認欲求を満たすための課金」

「楽しさ」にはかなり期待できるので、「プレイを楽しむための課金」は増えるはず。でも正直、もうひと踏ん張り欲しいところです。

口コミが広がりやすい設計か【80点】

集客方法の中で最強なのが、口コミ。ブロックチェーンゲームにおいても、いかに口コミを増やせるかがかなり大事。

  • 人に話したくなる体験を提供できているか
  • 稼げる仕組みが分かりやすいか
  • 斬新さはあるか

このあたりを見ていきます。

結論、このゲームにはかなり期待ができます。というのも、既存のクラクラユーザーの参入が見込めるためです。

「クラッシュオブクランと似たようなゲームをプレイするだけで稼げるぞ~!」と言われたら、たぶん移動してくる人も多いんじゃないでしょうか。

しかし、あくまで「ゲーマーを呼び寄せる」ことしかできません。STEPNのように「非クリプト民かつ非ゲーマー」を呼び寄ることはできないので、爆発的なブームは起きにくいのかなと。

競争優位性は存在するのか【70点】

ブロックチェーンゲームで「あなたが稼ぐ」には、競争優位性が必要です。

つまり、他人が投げ入れたお金を、ぼくらが多く回収できる見込みがあるか。これを見ていきましょう。

こちらも正式なアナウンスはありません。しかし、クラクラと同じゲームシステムだとすると、「相手の行動を予測して先回りして勝利する、将棋のような戦略ゲーム」ということになります。つまり、しっかり勉強すれば勝率は上がるということ。

何も戦略を知らずに適当にスカラーに任せている層が増えれば増えるほど、ぼくらに優位性が働きますので、プレイする価値はあるのかなと思います。

この「戦略」をしっかりと最適化できない人は、逆に競争に負けやすくなるということ。スカラーに丸投げというのはあまりよくなさそうです。

競合の有無と成功事例【100点】

競合の有無や成功事例を見るのも大事。

Heroes of Maviaの場合、クラッシュオブクランという最強の成功事例があるので安心です。

クラクラの場合、世界大会も開かれており、賞金もかなりの額になっています。

トークンの分配率【70点】

  • 運営に大量のトークンが分配されていないか
  • ギルドやVCに「ガバナンストークン以外」が大量に流れていないか

これを見ていく必要があります。

現状、以下の通り。

Maviaトークン分配

結論、かなり良好かなと思います。

運営が22%しか保有していないのも良いですし、投資家たちにガバナンストークンを配りまくるのもかなり良いと思います。

なぜなら、「ガバナンストークンを高騰させること」がVCたちの目的になるから。

たまにLandやキャラを大量に提携先に配ったりすることがありますが、それだと「ゲーム内で他者を出し抜いて稼ぐこと」が目的になりますよね。するとゲーム内経済のバランスが崩れやすくなるのであまり良くないと思っています。

その点、Maviaは安心できると思います。

公式Twitterのフォロワー数の増加率【80点】

「Twitterのフォロワー増加率≒そのゲーム勢い」です。これが増えれば参加者も増えます。

運営のマーケティング力を測る指標としても有効かもしれません。

Maviaフォロワー

フォロワー数で言えばかなり順調。

Maviaと同じくBinanceやMeritCircle等が提携している「CyBall」というゲームは、すでにサービスリリースしているんですが、フォロワー数は6.2万人ほど。

Maviaはサービス開始前なのにこれだけのフォロワーがいるということで、かなり順調に伸びていると言えます。

最近はツイート数も少なくフォロワー数が伸びていませんが、サービスリリース直前に大放出して盛り上げていくのでしょう。

検索ボリュームの増加率【参考にならず】

Twitterのフォロワー数だけでなく検索ボリュームの増加率も見ておくと安心です。

なお、現状はまだまだ少ない状況。この状況では検索ボリュームを見ても参考にならないかもです。

Mavia検索数

推定時価総額

Maviaと似ているプロジェクトに「元素騎士」があります。こちらのガバナンストークンMVの時価総額は$80Mです。ちなみにAxieInfinityのAXSの時価総額は$2.6B。Axieはヤバい額ですよね。

なお元素騎士とは既存のゲーム「エレメンタルナイツ」をブロックチェーンゲームにしたもの。クラクラを題材にしているMaviaと似たような立ち位置のゲームかなといったイメージです。

そして記事執筆時点では元素騎士の時価総額は$80Mという時価総額に到達しているので、かなり期待されているゲームと言えます。

そんな元素騎士のフォロワー数は8.5万。一方Maviaの方は13万人。ここだけ見ると、MaviaもMVと同等以上時価総額になることが予測されます。

Maviaトークンが販売されるのは2022年の第2~3クォーターなので、それまでにBinanceの口座を準備しておくと良いでしょう。

>>取引所Binance(バイナンス)の登録方法~使い方【専門用語なしで完全図解】

まとめ:このゲームの将来性はかなりある!

結論、このゲームの将来性はかなりあるかなと。FreePlayができるのもかなり魅力かなと。「パズドラが大成功したのは無課金プレイヤーを大事にしたから」という話は有名ですよね。

今後は以下の点に注目しつつ動向を見守っていきます。

  • 「Rubyの需要が一斉に減少する時期」が訪れる問題
  • 「投資者」だけでなく「消費者」を呼び寄せる施策
  • Twitterのフォロワー数の増加

なお、ブロックチェーンゲームの始め方は以下の通りです。手順については【初心者向け】ブロックチェーンゲームの始め方・超簡単5ステップで解説していますので、良ければどうぞ。

というわけで、以上になります。

おわり。コメントはこちらへ▼