こんにちは、しょーてぃです。
ブロックチェーンゲームって、結局ポンジスキームじゃん。
そんな状況で稼げるの?長期的に伸びていくゲームには、どんな特徴があるの?
こんな疑問に答えます。
【この記事を読むと分かること】
- ブロックチェーンゲームは基本的にポンジスキーム
- ポンジスキームと分かっていますが、ぼくは稼げるからやっている
- ポンジではないゲームは「消費者設計」がされている
【信頼性の担保】
ぼくは2017年から暗号資産取引をしており、2021年には単年で+500%を達成しました。
2022年にはブロックチェーンゲーマー&ブロガーとして独立しているので、かなり詳しい方かなと思っています。
これを読めば、ブロックチェーンゲームの未来を予想することが出来るかなと思います。
【悲報】ブロックチェーンゲームはポンジスキームです
残念ですが、ブロックチェーンゲームのほとんどは「早期参入者しか稼げないポンジスキーム」です。
どういうこと?と思う方は、ブロックチェーンゲームのお金の動きを見てください。
【ブロックチェーンゲームのお金の流れ】
- 参入者がゲーム内トークンを買う
- ガチャを回したりキャラを購入する
- そのキャラを使ってゲーム内トークンを稼ぐ
- 別の参入者が①の手順でトークンを購入することで、既存の参加者が儲かる
上記の通り、新規参入者が支払ったお金が、既存ユーザーに分配される仕組みになっているわけです。
分かりやすく言うと、みんながカジノテーブルの上に参加費を置き、みんなでそれを奪い合っている構図。しかも、運営に「手数料」も取られています。
そんなん、期待値マイナスじゃん。
というわけでここからは以下2点について深堀していきます。
- 「ポンジでも短期なら稼げる」という話
- 「ポンジではないブロックチェーンゲームもある」という話
ブロックチェーンゲームはポンジスキームだけど、それはそれで稼げる
ここで理解しておいてほしいのが「ポンジスキーム=詐欺」だけど「ブロックチェーンゲーム=詐欺」ではないということ。
ブロックチェーンゲーム=ポンジと言われてしまうのは、単に参加者がPlay to Earnの「Earn」の部分に期待している人ばかりなせいで、自然とポンジになってしまっただけ。
つまり「稼ぐために参入する人」ばかりになっているのが原因ということです。
ちなみに現状は、ブロックチェーンゲームの市場そのものが拡大していっているので、ポンジ状態でも稼げちゃっています。
実際、ぼくは2022年の3月には、54万円くらい稼ぎました。
最終的には誰かがババを引くことになりますが、それは仕方ありません。
しかし、ポンジのような仕組みになってしまってはいずれ経済圏が崩壊してしまいます。
だからこそ、ポンジスキームではないブロックチェーンゲームを探し、そこに投資をしていくのが長期的には正しい戦略かなとぼくは判断しています。
【超重要】ポンジではないブロックチェーンゲームでは「価値の等価交換」が成立している
ポンジではないブロックチェーンゲームは成立するのかというと、答えはYESです。
ブロックチェーンゲームがポンジでなくなる条件は「お金以外の価値が、参入者に支払われること」です。
どういうことか分かりにくいと思うので、具体例を見せつつ解説しますね。
例えば既存のゲームの場合、以下のように1円も稼げないのが当たり前ですよね。
- ユーザーが5000円でソフトを購入する
- プレイして「満足感」「楽しい時間」「ワクワク」を得る
上記の通り、ユーザーは5000円を支払っている上に、1年も稼げていません。しかし購入者は満足していますよね。
これが成立している理由は「5000円という価値」と「楽しさという価値」の交換になっているから。
ゲーム会社とユーザーの間でWin-Winな関係が成立しています。健全な仕組みですね。
ようするに「消費者が存在するゲーム」が生き残るということ
ここまでの話をまとめると、今後生き残っていくのは「新規参入者の投資金」だけではなく「消費者が支払うお金」も経済圏に組み込まれているゲームになります。
くり返しになりますが、参加者全員が「稼ぐため」に参入していては、永遠にポンジから抜け出せません。「投資家」が「消費者」に何らかの価値を提供し、その対価として「お金」を受け取れる仕組みが大事。
今日の有益ツイート
ブロックチェーンゲームで超重要なのが「消費者の設計」という話。
現状のP2Eゲームには「投資者」しかいないわけで、これでは資金源が枯渇する。いわゆるポンジですね。
だから「消費」してくれる人がどこにいるのか。この視点が大事。
— しょーてぃ@NFTゲーマー (@sho_tea_blog) April 10, 2022
上記の通りです。
消費者が得られる価値の一例
ブロックチェーンゲームに「消費者」を組み込むには、「お金の対価として得られる価値」が必要です。
例えば、以下のものが挙げられます。
- 承認欲求や優越感を満たせる
→高級時計やハイブランドのような「ステータス」を示せる - 純粋な楽しさ
→お金を払ってでもプレイしたい楽しさ - 所属欲求
→コミュニティや居場所の入手 - 希望
→将来への期待 - 知識
→非公開情報の入手 - 健康
→健康への寄与 - 便利
→生活が改善 - 経験
→他ではできない経験ができる
上記の通り。「お金を払ってでも得たいもの」が設計されていれば「お金を稼げなくても満足」という状況を作れます。
つまり「その経済圏にお金を落としていってくれる人」が増え、ポンジスキームではないブロックチェーンゲームが生まれます。
詳しくは下記の記事をどうぞ。消費者設計について深堀しています。
>>長期で伸びるGameFiプロジェクトの特徴とは?【消費者設計】
ぼくが考える「ポンジではないゲーム」
「ポンジではない、将来性の高いゲーム」を具体的に紹介していきますね。
①The Sandbox
サンドボックスは「ユーザー主体のメタバースプラットフォーム」です。イメージとしては、マインクラフトのメタバースバージョン。
ぼくがこのゲームを「ポンジではなく、長期的に伸びていくゲーム」だと判断している理由は以下の通り。「消費活動」が盛んになると踏んでいるからです。
- ユーザーはサンドボックス内で「他人との交流という経験」「NFT売買」「コミュニティ所属」などの価値を得ることができる
- 高級な靴を履いたり服を着たりと「優越感」や「コレクション」という価値も得られる
- 企業がお金を支払ってゲーム内に広告を設置する
上記のように「稼ぐ目的以外」でお金を使う人が増えるはずなので、健全な経済圏が生まれ、長期的に稼ぎやすいプラットフォームになるかと思います。
②Decentraland
DecentralandもThe Sandboxと同様に、メタバース空間内で「投資目的ではなくお金を払う流れ」が生まれるので、ポンジ的ではない経済圏が生まれます。
DecentralandやThe Sandboxにはぼく自身、かなり注目しています!
これらに投資する方法は以下の記事で解説しています!
「ブロックチェーンゲームはポンジ的な側面がある」と理解して立ち回ろう
ブロックチェーンゲームはポンジ的な側面があるので、ババを引かないように立ち回ろうね。という話でした。
そして、ポンジから脱却するには「消費者を組み込んだゲーム設計になっているか」を見極めることも大事です。
ここら辺を意識してブロックチェーンゲームに投資すると、勝てる確率を多少は上げていけるのかなと思います。
というわけで以上になります。他にもブロックチェーンゲーム関連の記事を書いていますので、良ければどうぞ。
おわり。コメントはこちらへ▼