こんにちは、しょーてぃです。
ブロックチェーンゲームについて調べてるんだけど、ガバナンストークンとかリワードトークンってなに?
なんで1つのゲームに2種類のコインがあるの?どう違うの?
こんな疑問に答えます。
【この記事を読むと分かること】
- ブロックチェーンゲームで稼ぐには2つのトークンへの理解は必須
- ガバナンストークンは株式のようなもの
- リワードトークンは、ゲーム内で使えるコインのこと
ゲームが盛り上がっているからといって「リワードトークン」を買ってしまうと、損をすることも多いので注意!ここらへんも詳しく解説していきます。
この記事を読むだけで「初心者にありがちな大負け」がなくなるかなと。
「トークン」「コイン」は全て「暗号資産」と同じ意味です。
ガバナンストークンとは【株式のようなもの】
ガバナンストークンとは、ゲームやDeFiといったプロジェクトにおける株式のようなものです。特徴は以下の通り。
【ガバナンストークンとは】
- 定義:そのプロジェクトの意思決定に投票する権利を持つ暗号資産
- 資金調達に用いられる
- プロジェクトが伸びれば価格も上がり、失敗しそうであれば価格は下がる
- 基本的には発行枚数に上限がある
ほぼ株式ですよね。
「こういうゲームを作る予定なんですけど、ガバナンストークンを1000万円で買って(=投資して)くれませんか?ゲームが跳ねれば、かなり儲かりますよ」といった感じでお金を集めるということですので。
こうして集まった費用で開発をして、広告を打ち、そのプロジェクトを大きくしていきます。
株主会社の重要決定が「株主総会」で決定されるように、プロジェクトの方向性は「ガバナンストークン保有者による投票」で決定されます。
つまり、投資をするぼくらからしてみれば「伸びそうなゲームだと思ったら、ガバナンストークンを買っておけばOK」ということ。
「ブロックチェーンゲームをプレイして稼ぐ」よりも「ガバナンストークンを保有」してた方が稼げたよね。ってことも意外と多いです。
事実、世界最大のブロックチェーンゲーム「AxieInfinity」なんかだと、2021年に60円→18000円にまで爆伸びしたこともありました。
リワードトークンとは【ゲーム内コインのようなもの】
リワードトークンとは、ゲーム内で稼ぐことができる暗号資産のこと。特徴は以下の通り。
【リワードトークンとは】
- 定義:ゲーム内でバトルに勝ったりクエストをクリアしたりすると稼げる暗号資産
- 基本的には発行上限がないので、バトルに勝てば勝つだけ発行される
- リワードトークンを使って、キャラを育成したり増殖させたり、装備品を買ったりできる
- 「発行される枚数」が「使われて消える枚数」を上回るとインフレしていく(トークン価格の暴落)
石油をイメージすると分かりやすいかもです!
石油は毎日バンバン採掘されますが、ぼくらがガソリンとかプラスチック製品を使って消費しているので需要と供給のバランスが保たれます。これにより価格も維持されていますよね。
リワードトークンもそれと一緒。採掘される量と消費される量のバランスで価格が決まります。
なお、ブロックチェーンゲームで大損してしまう人の特徴として多いのが、この「リワードトークンを買いまくって爆死」というケース。このあたりを詳しく解説していきますね。
補足:もちろん発行上限のないガバナンストークンもありますし、発行上限のあるリワードトークンもあります。プロジェクトごとにトークンの性質も様々ですので、各々しっかり調べましょう。
ブロックチェーンゲームで稼ぐには「リワードトークンの需要&供給」を見るべし
先ほど解説した通り、リワードトークンは無限に発行されます。
つまり今この瞬間も誰かがブロックチェーンゲームでバトルを行い、勝者がリワードトークンを入手(=採掘という)しているということ。まさに石油のごとく、どんどん採掘されてます。
そのため採掘される量と同じ量のリワードトークンが「使用されて消滅」しない限り、世の中に存在するリワードトークンの総量は増え続けます。そうなると1トークンあたりの価値は暴落していきますよね。
なるほど!需要<供給になってるから、価値が下がるってことですね!
それじゃあ逆に、最初に需要>供給になってればリワードトークンの価格は今後も高まるってこと?
そういうわけではありません。
「初期のリワードトークンの高騰」に飛びついて損をする人が多いので注意してください!
リワードトークンの価格が爆上げしても、油断してはいけない
もしリワードトークンの価格が爆上げしていても安易に飛びついてはいけません。なぜなら「一時的な需要の増加」の可能性が高いから。
例えばブロックチェーンゲームのサービスがリリースされた直後なら「リワードトークンを買って一気に短期間でキャラを育成し、他の人より優位に立ちたい人」が多くなると予想できますよね。
しかし、1か月後はどうでしょう?
「キャラの育成が完了してるし、もうリワードトークンはいらないよ」っていう人が増えるはず。
さらに「より多くのリワードトークンを稼げるようになった育成済みのキャラ」が世の中にたくさん存在しているはずです。
そうなるとリワードトークンの生産力ばかり増加して、消費量は低下します。つまり、リワードトークンはインフレし、価格は暴落します。
実際にAxieInfinityのリワードトークン「SLP」のチャートを見ると、より理解しやすいかなと思います。
【リワードトークンの暴騰→暴落の流れ】
- AxieInfinityのブーム到来
- キャラが高値で多く売れるので、SLPを消費して大量に育成
- SLPの需要が増え、高騰
- ブームが収まりキャラが売れにくくなる
- ブーム時に増えまくったキャラがSLPを大量に採掘
- SLPは供給過多になり暴落
上記の通り。まとめると初動でリワードトークンが高騰したからといって、そこに飛びつくのはかなり危険。
「一時的な需要かもしれない」「なんで高騰しているのかな」と考えてから投資するだけで、負けリスクを大幅に減らせますよ。
ガバナンストークン&リワードトークンの基礎知識まとめ
復習になりますが、ガバナンストークンとリワードトークンについては最低限、以下の知識は頭に入れておきましょう。
ガバナンストークン | リワードトークン | |
役割 | 株式のようなもの | ゲーム内コイン |
発行上限 | (一般的には)あり | (一般的には)なし |
投資タイミング | ゲームが伸びると思ったとき | 需要が供給を上回るとき |
おわり。コメントはこちらへ▼
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