こんにちは、しょーてぃです。
NFTってなに?知識ゼロの人にも分かりやすく説明してほしい…。
NFTの仕組みや利用法、稼ぎ方も知りたいな。
こんな疑問に答えます。
- NFTとは:識別番号付きのデジタルデータ
- NFTのすごい点:「唯一性の証明」「他人と取引可能」「他のプラットフォームで使える」
- NFTの活用事例:「アート」「コレクション」「チケット」
- NFTマーケット:NFTのフリマサイトのようなものがある
- NFTを使った稼ぎ方:NFT売買とNFT作成
- NFTの作り方:誰でも無料で作成可能
【信頼性の担保】
ぼくは2017年から暗号資産取引をしており、2021年には単年で+500%を達成しました。
ジェネラティブと呼ばれるNFTコレクションも運営しているので、けっこう詳しい方だと思います。
なお、今回は「超初心者向けの記事」なので専門用語は使いません。
この記事を読めばNFTの大枠はバッチリ掴めますし、今日からNFTをはじめられるようになります。
NFTとは「識別番号付きのデジタルデータ」です
※トークンというのは「何かの価値を持つもの」です。例えばビットコインとかデジタルアートとか、そういうもの全般を指します。
「替えが利かない唯一無二」ってどういうこと?
なに言っているか、ぜんぜん意味分かんない…。
例えば「100円玉」って、どの100円玉でも同じ価値ですよね。つまり替えが効きます。
一方「カメ」だったら、ちゃんと「ペットのカメ吉」なのか「他人の亀」なのか区別しますよね。これが「替えが利かない唯一無二」ということです。
というわけで、デジタルデータが「唯一無二」になる仕組みを解説します。
デジタルデータなのに唯一無二?具体例をお見せします【NFTの仕組み】
まずは以下の画像を見てください!
はい、「ただの犬の画像」です。この画像は「いらすとや」というフリー素材サイトでダウンロードしたものなので、世の中に無限に同じ画像が存在します。
そのためホンモノとかニセモノとかの概念が存在しません。
つまり、いくらでもコピペが可能(=代替可能)ということですね!
そういうことです!
では、下の画像を見てください。
ん?なんか「識別番号」ってのが書いてあるけど?
はい、「画像データに識別番号が紐づけられている犬の画像」です。
このような識別番号を付けることで、トークンを唯一無二にしているのがNFT。
ちなみにこの識別番号は、「ブロックチェーン技術」という「デジタルなものをコピペや改ざん不能にする技術」によってつけられているので、だれがどうやっても識別番号を変えたりできません。
同じ識別番号を付けることも不可能です。
ブロックチェーンについて詳しく知りたい方はビットコイン・暗号資産って何がすごいの?仕組み・基礎知識まとめ【専門用語なし】をどうぞ。
ようするにブロックチェーン技術によって、デジタルデータを「唯一無二&コピペ不可」にしたのがNFTってことですね!
うーん、でも、それの何がすごいの?
私たちの生活の何が便利になるの?
それがもう超革命的なんです!
これから説明していきますね!
NFTのすごい点:「唯一性の証明」「他人と取引可能」「他のプラットフォームで使える」
NFTがなぜ「革命」と言われているのか、その理由は大きく3つ。
- 唯一性の証明
- 他人と取引可能
- 他のプラットフォームでも使用可能
それぞれ説明していきます。
NFTのすごい点①:唯一性の証明
NFTのすごい点は、やはり「デジタルデータに唯一性を持たせられること」です。
仕組みは先ほど説明した通り、ブロックチェーン技術によって識別番号をデジタルデータに紐づけるというもの。
これにより、「誰が所有しているのか」とか「コピペされたニセモノではないのか」などが明白になります。
すると、デジタルなものに価値が生まれるようになるんです。
唯一無二だと価値が生まれるって、どういうこと?
例えば、「ゴッホのひまわり」って、どこでも見ることができますよね。
ネット上で画像検索したら無数に出てきます。
そんな「ネット上で無料で見ることができる絵」も、1987年に53億円で落札されました。
これは「唯一無二で希少」だからこそ実現した金額ですよね。
現実世界のアートが価値を持つように、デジタルアートも価値を持つようになったんです。
NFTのすごい点②:他人と取引可能
2つめは、デジタルデータが所有可能&取引可能になること。
NFTの場合、ブロックチェーン上の記録を見れば「誰が所有者なのか」を明確にできます。
つまり「現実世界のゴッホのひまわり」と同じように、所有や売買が可能な状態になったということです。
実際に下記の通り、世界最古のNFTコレクション「CryptoPunks」が約27億円で落札されました。
Punk 5822 bought for 8,000 ETH ($23,702,160.16 USD) by 0x69c488 from 0x7eb28b. https://t.co/n9OIDRY3WB #cryptopunks #ethereum pic.twitter.com/tFSy3bRX6n
— CryptoPunks Bot (@cryptopunksbot) February 12, 2022
さすがに27億円は意味不明な領域ですが、欲しい人がいれば価値はつき、売買が成立するんです。
NFTのすごい点③:他のプラットフォームでも使用可能
NFTは「絵」や「ゲームキャラ」などにも応用されているのですが、これ、場合によっては他のプラットフォームでも使用可能なんです。
例えるなら、「スーパーマリオブラザーズ」で使っていた「NFTキャラ」をそのまま「スマブラ」でも使える!みたいな感じです。
「モンハン」の世界の自宅に飾っていたNFTアートを、そのまま「ファイナルファンタジー」の世界の自宅に飾る。ってのも可能ということなので、めちゃくちゃロマンがありますよね!
NFTの活用事例:「アート」「コレクション」「チケット」
そんな
2022年現在、NFTの活用事例は大きく3つ。
- アート
- コレクション
- チケット
です。それぞれ説明していきます。
NFTの活用事例①:アート
NFTの登場によって、デジタルアートにも「唯一性」や「所有権」が生まれました。そのことによってPCで作ったアートや動画、3Dモデルなどにも「ホンモノ」が存在するようになり、価値が大きく上昇しました。
実際にぼくが作ったNFTコレクションも、2022年現在、1つ2万円ほどで売買されています。
そしてデジタルアートの売買が可能になったことで「NFTマーケットプレイス」という、NFTのフリマサイトのようなものも新たに生まれました。
つまり「これまでになかった新しい市場」が誕生したということです。
NFTの活用事例②:コレクション
NFTはコピペ不可能なので、コレクション需要が高まります。
どういうことかというと、ゲームのレアアイテム、レアキャラ、ゲーム内のトレーディングカードに価値がつくようになったんです。
従来のゲームだったら、「魔王城まで行かないとゲットできないアイテム」も、誰かがゲームを改造して無限に増やしてしまうかもしれませんよね。
すると供給量が無限になるので、価値はゼロになります。
しかしNFTの場合は不正やコピペ、改ざんが不可能なので、マジで魔王城まで行かないとそのアイテムをゲットできないんです。
つまり、そのアイテムの希少価値がグンと高まるということ。
こういった「希少性の保証」がされるので、コレクション需要が高まり、価格が高騰するものが出てきています。
国内のNFTプロジェクトでは、CNP=60万円、APP=30万円くらいの価格がついていたりもします。
NFTの活用事例③:チケット
うーん、アートもコレクションも興味ないから、私には関係ないかな。
そういう人でも関係ありそうなのが「チケット」です。
NFTはコピペ不可なので、チケットとしても活用可能です。
チケットをNFTにしてしまえば、データなので紛失したり朽ちたりしませんし、不要になれば誰かに譲渡することも可能です。
それに転売目的のチケット購入とかも避けられるんです。
というのも、NFTには「二次販売料」というものを設定することができ、転売されたらその価格の〇%が発行者に還元!とかも可能なんです。
転売問題もある程度解決できるはず。
NFTを使った「ビジネススクール」の革命的すぎる仕組み
他にも「入学証」もNFTで発行しているビジネススクールがあるんです!
これが革命的な仕組みだったので紹介します。
- 入学希望者は、ビジネススクールが発行している「NFT入学証」を購入
※このときの二次販売料は80%に設定されている - ビジネススクールで授業を受ける
- 卒業した受講生は、「NFT入学証」を誰かに販売する
このとき卒業した人は販売額の20%をもらえて、ビジネススクールに80%が入る - 新しい受講生が入学し、2へ戻る。
上記のような仕組みです。これの何がすごいかというと、ビジネススクールの評判が良ければ良いほど、そして受講生が頑張って成果を出せば出すほど「入学証NFT」の価格も上がっていくという点。
つまり下記の良いサイクルが発生するということです。
- ビジネススクールが最高の授業をする
- ビジネススクールの卒業生が頑張って成果を出す
- 「このビジネススクールめっちゃいいやん!」と人気が出る
- 入学希望者が増え「入学証NFT」の価格が上がる
- 「入学証NFT」が高く売れれば、受講生もビジネススクールも嬉しい
こんな仕組みのビジネススクールなら、先生も生徒も本気で取り組みますよね。
「あ~、ダメ教師しかえねえ~」みたいなこともなくなりますし、「あ~、この学校はやる気のない生徒しかいないなあ」みたいなこともなくなります。
めっちゃ革命的。
NFTマーケット:NFTマーケットプレイス(≒フリマサイト)の紹介
こんな将来性のあるNFTですが、マーケットプレイスというフリマサイトのようなサイトを使えば簡単に売買することが可能です。
そして驚くかもですが、個人情報の登録は不要。ブロックチェーンというのはそもそも不正ができないようになっているので、個人情報とかを管理する必要がないんです。
というわけでやり方を解説していきます。。。と言いたいところですが、あまりダラダラ書くと記事が長くなってしまうので、気になる人は下記の記事をどうぞ。
NFTを使った稼ぎ方:NFT売買とNFT作成
私もNFTで稼いでみたいので、稼ぎ方を教えてください!
ぜひやってみましょう!
NFTで稼ぐ方法は以下の通り。
- NFTを購入し、高くなったら売る
- NFTを作成し、売る
この2パターンが基本です。
はじめ方の詳細は【画像68枚】NFTの始め方・完全ロードマップ【超初心者むけ】で徹底解説していますので、そちらをどうぞ。
①NFTを購入し、高くなったら売る
まずは、NFTを安いうちに買って、値上がりしたところで売る。ようするに売買差益を狙う方法です。
先ほどのマーケットプレイスでアートを売買しても良いですし、ゲームのマーケットプレイスでゲームキャラとかを売買してもOKです。
これから人気になりそうなNFTを探して早めに仕込んでおけば、将来的に値上がりするかもしれませんね!
値上がりしそうなNFTについては、ぼくのTwitterを参考にしてください。
2022年にはCBAsというNFTを8体購入し、含み益が200万円を超えています。
NFTのCBA(CryptoBabyAnimals)とは?特徴や買い方、将来性を解説【画像付き】
②NFTを作って売る
こちらはコストゼロで実践可能です。
絵を描いて、それをNFTにして、マーケットプレイスで販売する。もちろん音楽でも3DデータとかでもOKです。
無料でできるのは良いんですが、その分ライバルも多いのでなかなか売れないのも事実。
とはいえ、下記のような事例もあるので、挑戦する価値はあると思いますよ。
noteにまとめました。息子 @ZombieZooArt の軌跡🧟♀️🧟🧟♂️
— Emi 🌠 (@emikusano) September 3, 2021
8歳の息子の自由研究NFTが1.2イーサリアム(52万円相当)で取引され完売になった話。|草野 絵美
@emikusano #note https://t.co/SuUmJGbDCK#NFTアート #note @notepro_staff
ちなみに上記のNFTアートは、小学校3年生の「Zonbie Zoo Keeper」さんが作った作品。
値段はなんと52万円ほど。他にも数万円の値がつくNFTがバンバン売れているんです。
夏休みの自由研究で制作したドット絵のイラストを自ら販売したそうです。
NFTの作り方~売り方:誰でも無料で作成可能
NFTアートの作成&販売手順はかなり簡単。
- 絵を描く
- それをNFTにする
- Openseaというマーケットプレイスに出品する
- 宣伝して購入してもらう
NFTの作成方法は下記の記事を参考にどうぞ。
「暗号資産ウォレットの作成」とかが必要になってきますが、完全図解しています。もちろん無料です。
というわけで、以上になります。
分からないことがあれば、この記事をもう一度読み直してみてくださいね。それでも分からなければ、Twitterよりご連絡ください。
おわり。コメントはこちらへ▼