こんにちは、しょーてぃです。
OpenSeaでPolygon(ポリゴン)NFTを買いたいんだけど、ポリゴン版イーサWETHやMATICを手に入れる一番かんたんな方法を教えてください!
一番安い方法も教えてくれると嬉しいです!
こんな疑問に答えます。
この記事を読めば、ポリゴン対応のNFTを売買したり、ポリゴン対応のブロックチェーンゲームを遊べるようになったりします。
- Polygonの始め方
- 一番かんたんなWETHの入手方法
- 一番安いWETHの入手方法
- 無料でMATICを入手する方法
※ポリゴン版イーサは「ETH」と表記されたり「WETH」と表記されたりしますが、どちらも同じです。この記事ではわかりやすく「WETH」と表記します。
【この記事の信頼性】
ぼくは慶應を卒業して大企業に入ったのち、2022年に暗号資産の事業で独立しました!
暗号資産を本業にしているので、分かりやすく解説できるかなと思います。
この記事の手順通りにメタマスクアカウントを作成したら、こちらのサイトで0.003MATICまで無料入手できます。
PolygonのNFTのフリーミント(=無料獲得)には、ガス代は0.003MATICもあれば足りることが多いです。そのため、NFTのフリーミントが目的なら「メタマスクアカウントの作成+MATICの無料入手」だけでOKです。
※MATIC=ポリゴンを動かすときにガス代(≒手数料)として必要になる暗号資産
※MATIC配布はよく停止しています。入手できなかったら、本記事の通りに進めましょう
ポリゴンネットワークとは?【基礎知識を3分で解説】
ポリゴンネットワークとは「イーサリアムネットワークよりも手数料(ガス代)の安いネットワーク」です。
※ネットワークについては後で説明します
具体的には、このくらい手数料の違いがあります↓
- OpenSeaでイーサリアムネットワーク対応のNFTをETHで売買
→ガス代が高い(目安:3000円前後) - OpenSeaでポリゴンネットワーク対応のNFTをWETHで売買
→ガス代が安い(目安:無料~10円程度)
このように、ポリゴンを使うと圧倒的にガス代を安く済ませることができるわけです。
なお、イーサリアム版イーサ「ETH」とポリゴン版イーサ「WETH」は別モノです。同じイーサという暗号資産なのですが、対応するネットワークが異なります。
対応するネットワークが違うってどういうこと?
使える場面が違うってことです!
例えば、楽天ポイントとAmazonポイントはどちらも同じ「円としての価値」を持っているけれど、楽天ポイントをAmazonで使うことはできません。これは、対応しているシステムが違うから。
楽天ではAmazonポイントが使えないように、イーサリアムネットワークでポリゴン専用のWETHは使えないということです。
なお、楽天ポイントを銀行で直接入手できないのと同じように、WETHはコインチェックとかで直接買うことはできません。
- ポリゴンだと手数料が安い
- ポリゴン版イーサは「WETH」で、普通のイーサと同じ価値を持つ
- WETHとETHは使える場面が異なる
ポリゴン版WETHの入手方法は2つある【かんたんな方法と安い方法】
WETHの入手方法を教えてください!
大きく2つの入手方法があるので、自分にあった方を選択してください!
- 超かんたんだが、手数料が3000円ほどかかる方法(OpenSea経由の方法)
→とにかく簡単にOpenSeaでポリゴンのNFT売買さえできれば良いという人におすすめ - 最初だけやや面倒くさいが、手数料が300円で済む方法(バイナンス経由の方法)
→これから中長期的にWeb3やNFT、メタバースなどを触っていきたい人におすすめ
※手数料は状況によって変わります。
なお、他にも以下の方法がありますが、メリットが少なくおすすめできないので解説しません。どうしても気になる人だけググってみてください。
- ポリゴンメインネット経由ではじめる方法
- イーサリアムメインネット経由ではじめる方法
というわけで、ここでは2つの方法に絞って、具体的な手順を解説していきますね!
【方法1】OpenSea経由でPolygonを始める手順【かんたんだけど高い】
まずはかんたんな手順から解説していきます。
- 国内取引所の口座を無料開設する
- イーサ「ETH」を買う
- MetaMaskという「暗号資産のお財布」を無料作成する
- 国内取引所からMetaMaskにETHを送金する
- OpenSeaでアカウント設定(無料)をする
- OpenSeaでETHをWETH(ポリゴン版イーサ)に交換する
- WETHをスワップ(交換)してMATICを手に入れる
※OpenSeaでポリゴンNFTを購入するだけなら上記の「手順7」は不要です
- 身分証
- 銀行口座
- 手数料用に余剰資金3000円(5000円あると安心)
ガス代(手数料)が高くても、サクッとかんたんに済ませたい人は、下記の手順で操作をしてください!
①国内取引所の口座を無料開設する
まずは暗号資産取引所の口座開設をしないと始まりません。
おすすめはコインチェック。アプリが非常に使いやすく、初心者でも迷わない設計になっています。マネックスグループが親会社になっているので、安心感もバッチリです。
コインチェックよりも「売買手数料が安い」「送金手数料が低い」のがGMOコイン。分かりやすさやセキュリティよりも「安さ」を重視する場合はコチラがおすすめです。
口座開設の手順に不安がある人は、下記の記事を参考にどうぞ!
手順を完全図解しているので、ほぼ100%迷いません。
>>【完全図解】コインチェック(Coincheck)の登録方法を初心者向けに解説※専門用語なし
>>【完全図解】GMOコインの登録方法を初心者向けに解説【手数料が安い】
②イーサリアム「ETH」を買う
取引所の口座開設が済んだら、イーサリアム「ETH」を買いましょう。
※のちのちガス代などの手数料がかかってくるので、ここでは余裕をもって「欲しい額+3000円くらい」を買っておきましょう。本当は+5000円あると安心です。
暗号資産の購入はかんたんですが、念のため解説記事を載せておきますね。
>>【完全初心者向け】スマホでできる!ビットコインの買い方・売り方【コインチェック】
③MetaMaskという「暗号資産のお財布」を無料作成する
次にMetaMaskという「暗号資産のオンラインウォレット(お財布)」を作っていきます。
この「暗号資産のお財布」をOpenSeaなどのサイトに接続することで、暗号資産を支払ってNFTを購入したりできるようになります。
ぼくらが銀行から財布にお金を引き出してから使うように、コインチェックからMetaMaskに暗号資産を移しておくんだね!
なお、詳しい手順は下記の記事で解説していますので、この手順通りにどうぞ。
>>【初心者向け】メタマスク(MetaMask)の使い方~送金方法【完全図解】
記事内に「Polygonネットワークを追加する」という項目があるので、飛ばさないように
④国内取引所からMetaMaskにETHを送金する
コインチェックやGMOコインで買ったETHを、MetaMaskに送金します。
送金手順も、下記の記事にて画像付きで解説しています。
>>【初心者向け】メタマスク(MetaMask)の使い方~送金方法【完全図解】
⑤OpenSeaでアカウント設定(無料)をする
まずはOpenSea公式サイトにアクセスします。
次に、下記のようにMetaMaskを接続します。
何度か確認を求められるので、以下の順番でクリックします。
プロフィール画面から、ユーザーネームとメールアドレスを入力します。
登録したメールアドレスに1通のメールが届くので、認証すれば完了です。
⑥OpenSeaでETHをWETH(ポリゴン版イーサ)に交換する
次に下記の手順通りOpenSeaの右上をクリックし、黒いETHを選択、そして「Bridge Polygon」を選択します。
下記の通り進めていきます。
MetaMaskが起動して確認作業に入ります。ここでガス代(=手数料)がいくらなのかを見ることができます。
※暗号資産やNFTを移動させるときは、基本的にガス代がかかります。
ここでは3.63ドルでした。
交換してゲットしたポリゴン版イーサは、数分立つとウォレットに反映されます。
⑦WETHをスワップ(交換)してMATICを手に入れる
※この作業は「OpenSeaでNFTを買うだけの人」には不要です。
次に、Polygonネットワークのガス代として使われる暗号資産MATICを入手します。
先ほど「イーサ」を「ポリゴン版イーサ」に変換したとき、ガス代は「ETH」で支払いましたよね。
それと同じように、Polygonネットワークを動かすときはガス代「MATIC」が必要になります。
OpenSeaでNFTを購入するだけならガス代のMATICがなくてもOKですが、他のサービスを使う場合は基本的にガス代が必須となりますので、サクッと済ませておきましょう。
まずはMetaMaskを「Polygon (Matic) Mainnet」に切り替えて、Dfynの公式サイトにアクセスします。
公式サイトにアクセスしたら、下記の順番でMetaMaskを接続します。
次に、以下の手順でポリゴン版イーサをMATICにスワップ(交換)します。
これで、先ほどと同じくMetaMaskの確認作業をすればスワップ完了です!お疲れ様でした!
Polygonネットワークはガス代がめちゃめちゃ安いので、5 MATICもあれば十分かと思います!
※このサイトは特別で、ガス代を支払わなくてもスワップ可能となっています。
※ガス代が不要な代わりに、ちょっとだけ不利な交換レートになっています。
これでPolygonネットワークを使う準備は完璧です!お疲れ様でした!
【方法2】バイナンス経由でPolygonを始める手順【最初だけ面倒だけど安い】
次に、やや面倒くさいけれど安くておすすめな手順を解説します。
- 国内取引所の口座を無料開設する
- リップル「XRP」を買う
- バイナンスの口座を無料開設する
- 国内取引所からバイナンスへXRPを送金する
- バイナンスでXRP→BUSD→MATICと売買する
- MetaMaskという「暗号資産のお財布」を無料作成する
- バイナンスからMetaMaskにMATICを送金する
- MATICの一部をWETHにスワップ(変換)する
- 身分証
- 銀行口座
- 手数料300円(1000円くらいあると安心)
これから中長期的にWeb3やNFT、メタバースなどを触っていきたい人におすすめです!
手順は完全図解しているので安心してくださいね。
①国内取引所の口座を無料開設する
まずは暗号資産取引所の口座開設をしないと始まりません。
おすすめはコインチェック。アプリが非常に使いやすく、初心者でも迷わない設計になっています。マネックスグループが親会社になっているので、安心感もバッチリです。
コインチェックよりも「売買手数料が安い」「送金手数料が低い」のがGMOコイン。分かりやすさやセキュリティよりも「安さ」を重視する場合はコチラがおすすめです。
口座開設の手順に不安がある人は、下記の記事を参考にどうぞ!
手順を完全図解しているので、ほぼ100%迷いません。
>>【完全図解】コインチェック(Coincheck)の登録方法を初心者向けに解説※専門用語なし
②リップル「XRP」を買う
取引所の口座開設が済んだら、リップル「XRP」という暗号資産を買いましょう。
※XRPを買う理由は、送金速度が速く、送金手数料が激安なためです。
暗号資産の購入はかんたんですが、念のため解説記事を載せておきますね。
>>【完全初心者向け】スマホでできる!ビットコインの買い方・売り方【コインチェック】
すでにコインチェックなどに暗号資産が入っている人は、この手順はスキップして構いません。
③バイナンスの口座を無料開設する
次に、海外取引所バイナンス(Binance)の口座を開設します。
バイナンスとは、世界最大の暗号資産取引所。約700種にも及ぶ暗号資産を、激安の手数料で売買することができます。
日本語対応もしているので、初心者でも抵抗なく使えるかと思います!
口座開設手順は下記の記事をどうぞ↓
>>取引所Binance(バイナンス)の登録方法~使い方【専門用語なしで完全図解】
④国内取引所からバイナンスへXRPを送金する
バイナンスの口座開設が完了したら、国内の取引所からXRPを送金します。
送金方法は下記の記事にて完全図解しています。
>>コインチェックからバイナンス(Binance)に送金する方法【初心者むけに徹底図解】
⑤バイナンスでXRP→BUSD→MATICと売買する
次に、バイナンスに送った暗号資産をMATICに変換します。
XRPをBUSDに変換し、BUSDをMATICに変換するのがおすすめ。
※BUSDとはドルと同じ価値を維持する暗号資産です。
バイナンスでコインを売買する手順は、下記の記事をどうぞ。
>>【初心者向け】Binance(バイナンス)のコイン の売買方法・手順【画像13枚で解説】
⑥MetaMaskという「暗号資産のお財布」を無料作成する
次にMetaMaskという「暗号資産のオンラインウォレット(お財布)」を作っていきます。
この「暗号資産のお財布」をOpenSeaなどのサイトに接続することで、暗号資産を支払ってNFTを購入したりできるようになります。
ぼくらが銀行から財布にお金を引き出してから使うように、コインチェックからMetaMaskに暗号資産を移しておくんだね!
なお、詳しい手順は下記の記事で解説していますので、この手順通りにどうぞ。
>>【初心者向け】メタマスク(MetaMask)の使い方~送金方法【完全図解】
記事内に「Polygonネットワークを追加する」という項目があるので、飛ばさないように
⑦バイナンスからMetaMaskにMATICを送金する
それではバイナンスからMetaMaskにMATICを送金していきます。
送金方法も以下の記事で解説しているので、その通りに手を動かしてくださいね。
>>【初心者向け】メタマスク(MetaMask)の使い方~送金方法【完全図解】
※上記記事で↓の図を用いて解説していますが、絶対にネットワークを間違えないように注意してくださいね。ネットワークを間違えると資金を失いますので。
⑧MATICの一部をWETHにスワップ(変換)する
※ここから先はポリゴン版イーサ「WETH」が必要な人のみ読んでください
先ほどMetaMaskに入金したMATICを、必要なだけWETHに変換します。
手順は下記の通り。まずはMetaMaskを起動して「スワップ」を選択します。
次に、下記の通り、必要なだけMATICをWETHにスワップします。
※全額スワップしてしまうとガス代のMATICがなくなるので注意。5 MATICくらいは残しておきましょう。
ガス代を確認して、問題なければ「スワップ」をクリック。
これでMATICをWETHにスワップすることができました。
これでPolygonネットワークを使う準備が完了しました!
お疲れさまでした!
これでPolygonネットワークを使ったブロックチェーンゲームや、DeFi、NFT売買ができるようになりました。まずはOpenSeaで好きなNFTを買ってみると楽しいかもしれませんね。
というわけで、以上になります。
おわり。コメントはこちらへ▼