こんにちは、しょーてぃです。
バイナンスのレバレッジトークンってなんですか?
どういうときに買うの?
メリットとデメリットを教えてください!
こんな疑問に答えます。
- レバレッジトークンとは何か
- レバレッジトークンのメリット【どういうときに買うべきか】
- レバレッジトークンのデメリット【ガチホはNG】
- バイナンスのレバレッジトークンの特徴
- バイナンスのレバレッジトークンの買い方
ぼくは慶應を卒業して大企業に入ったのち、2022年に暗号資産の事業で独立しました!
暗号資産を本業にしているので、分かりやすく説明できるかなと思います。
この記事を読めば下落相場でも稼げるようになりますし、強気相場のときはもっと稼げるようになりますよ。
まだバイナンスに登録していない人は取引所Binance(バイナンス)の登録方法~使い方【専門用語なしで完全図解】をどうぞ。
レバレッジトークンとは何か【利益も損失も数倍になるトークン】
まずはざっくり概要から説明すると、レバレッジトークンとは「ビットコインが10%高騰したら、30%高騰する」といった暗号資産のこと。
なお、レバレッジというのは金融における「てこの原理」のこと。例えば軍資金が100万円しかなくても、レバレッジを効かせれば300万円、500万円といった大金を動かすことがてきるようになります。
小さなお金で大きなお金を動かせるということですね!
また、ビットコインなどの価格が下がった時に稼げるレバレッジトークンもあります。ビットコインが10%値下がりすると、そのトークンは30%値上がりするといった感じで、下落相場でも稼ぐことができます。
レバレッジトークン:とある暗号資産の値動きの、±〇倍の値動きをするトークン
(※〇倍の部分は任意で設定可能)
レバレッジトークンのメリット【どういうときに買うべきか】
レバレッジトークンの概要は分かったけど、どういうときに買えば良いの?
メリットは?
こんな疑問に答えます。結論、以下の通り。
- 少ない資金で大きな利益を出せる
→レバレッジを高くすればするほど、リスクもリターンも数倍になる - 上げ相場でも下げ相場でも稼げる
→下げ相場でも「ショート」のレバレッジトークンを買うことで利益を狙える - 通常の「レバレッジ取引」が苦手な人でもできる
→通常の「レバレッジ取引」でロングやショートをするのが苦手な人でも簡単に手を出せる - 強制清算がない
→通常の「レバレッジ取引」ではお金を「借りる」ので強制清算(=資金ゼロになること)のリスクがあるが、レバレッジトークンには強制清算がない
通常のレバレッジ取引と違って「絶対に資金がゼロにならない」のが特徴です!
なにより難しい操作が不要。普通にビットコインなどを買う感覚で、簡単にレバレッジトークンを買えるのが嬉しいですね!
補足:強制清算とは【読みたい人だけどうぞ】
強制清算ってなんですか?
という人に向けて、軽く解説しておきます。
まず、通常のレバレッジ取引(マージン取引、FX取引と呼ばれる)の場合は、100万円の元金で300万円のビットコインを買えたりするんです。
逆に、100万円で300万円ぶんのビットコインを買えるということは、実質的に「差額の200万円を借りている状況」になるわけです。
そうなると、もしビットコインが値下がりして「借りた200万円」を返せなくなったら、貸した人(=取引所)は困ってしまいますよね。
だから「借りた200万円を返せなくなるくらいビットコインが値下がったタイミング」で強制的に持っているコインが売却(清算)され、確実に返済できるようになっているんです。
だから通常のレバレッジ取引(FXなど)では、資金がゼロになるリスクがあるんだね!
その点、レバレッジトークンは「ビットコイン等の〇倍の値動きをする暗号資産」なので、借金をしないで済むんです。だから「強制清算で資金ゼロになるリスク」はありません。
レバレッジトークンのデメリット
でも、デメリットもあるんでしょ?
難しい用語を使わず、分かりやすく解説してください!
というわけで、デメリットをまとめると以下の通り。
- 値動きが数倍になるので大きく損をする可能性もある
→レバレッジが高ければ高いほど、リスクもリターンも大きくなる - 持っているだけで価値が下がっていく恐れがある
→資金がゼロにならない代わりに、先物価格などの影響によって1BTCの価格に変化がなくても損をする可能性がある
まとめると「長期でガチホはNG」ということだけは覚えておいてください!
レバレッジトークンは、長くても数週間という短期で利益を狙う人に適した手法です。
補足:持っているだけで損をする危険がある理由【読みたい人だけどうぞ】
レバレッジトークンは参照元の暗号資産と全く同じ動きをするとは限らないんです。だからガチホしていると「ビットコインの価格が変わっていないのに損をする可能性」もあります。
いろいろ説明する前に、まずは結果をお見せしますね。
上記の赤い矢印の通り、通常のビットコインは少し価格上昇していますが、レバレッジトークンの方は少し下落しています。
これは、レバレッジトークンの価格が、参照元のコインの「先物価格」の変動や「リバランス」によって変動するから。
- 先物取引とは
ある商品(ビットコインなどの原資産)を、将来の決められた日(期日)に、取引の時点で決められた価格で売買することを約束する取引 - リバランスとは
参照する先物を入れ替えること(≒レバレッジを変えること)
意味わからない…絶望…
すみません。でも今は理解不能でOKです。
ここから難しい言葉を使わずにザックリ解説しますね。
もっと簡単にいうと、レバレッジトークンの仕組みは、バイナンスがこういった先物契約をたくさん参照して、そのトレード結果を「レバレッジトークン保有者」で分け合えるようにしたもの。それがレバレッジトークンなんです。
だから、バイナンスが参照した契約の状況次第でレバレッジトークンの価格が変わりますし、その「参照先」をバイナンスが変更(=リバランス)したりもするんです。
なるほど!
たまに「レバレッジの倍率」が変わるから、参照元のコインと同じ形状のチャートにならなかったりするってことですね!
レバレッジトークンのレバレッジ(倍率)は、リバランスによって変動するので、持っているだけで損をするリスクもある。ガチホは非推奨。短期推奨。
仕組みをもっと詳しく理解したい人はBinanceAcademyをどうぞ。
バイナンスのレバレッジトークンの特徴
バイナンスのレバレッジトークンの特徴は以下の通り。
- レバレッジが1.25倍~4倍
→FTXやKucoinなどの「よくあるレバレッジトークン」はレバレッジが「3倍固定」だったりする。しかしバイナンスのレバレッジトークンは「レバレッジが1.25~4倍」で状況に合わせて変わるので、価格の乱高下による損失リスクが低い。
バイナンスのレバレッジトークンの手数料
結論、そこまで気にするほどではありません。普通に暗号資産を買うときよりも若干かかる程度。
手数料の面では特に大きなリスクはないので、見出しだけ流し読みすればOKです!
トレード手数料:1回0.1%
普通にビットコイン等を取引するのと同じように、現物取引のトレード手数料がかかります。基本的には一律0.1%です。
現在の手数料率はこちらで確認できます。
管理手数料:1日0.01%≒ほぼゼロ
レバレッジトークンを購入する場合「先物ポジションのトークン化されたバージョン」を購入することになります。
難しい言葉を抜きにすると、ポジションを持っておくと1日あたり0.01%の管理手数料を支払う必要があります。これは年率3.5%に相当します。
※普通は最長数週間で手放すので、この手数料はほぼゼロです。
定期登録手数料:1回0.1%【普通はかからないので無視でOK】
定期登録手数料は、レバレッジトークンを定期登録して入手しようとした時にかかるもので、1回0.1%の手数料がかかります。
償還手数料:1回0.1%【普通はかからないので無視でOK】
償還手数料は、レバレッジトークンを償還してUSDTを払い戻す際にかかる手数料です。1回0.1%の手数料がかかります。
※普通はレバレッジトークンをそのまま売却するので、この手数料はかかりません。
資金調達手数料:すでにレバレッジトークンの価格に反映されている
バイナンスのレバレッジトークンは、バイナンスが先物取引の契約をたくさん集め、そのトレード結果をレバレッジトークンの価格に反映させていると説明しました。
その際の「資金調達手数料」が、レバレッジトークンの価格に直接上乗せされています。
※Binanceは資金調達レートの転送に手数料をかけません
バイナンスのレバレッジトークンの買い方
手順は超カンタン。普通の暗号資産を買うのと大差ありません。まずは下記の通り「デリバティブ」から「レバレッジトークン」を選択してください。
次に、取引したいトークンを選択します。
なお、レバレッジトークンの売買にはリスクがあるので「理解度テスト」に合格する必要があります。
ぶっちゃけ、間違えても大丈夫!
間違えた問題は赤く表示されるので、再回答のときに選択肢を選び直せばOKです!
普通の取引と同様、価格や数量、注文方法を入力します。普通の暗号資産の取引に不安がある人は【初心者向け】Binance(バイナンス)のコイン の売買方法・手順【画像13枚で解説】をどうぞ。
償還等を行いたい人は下記からどうぞ(基本はスルーでOKです)
説明は以上になります!
もし分からないことがあればBinance公式FAQまたはBinanceAcademyをどうぞ。
バイナンスのレバレッジトークンは、「数週間以内の短期で価格上昇(下落)する!と確信したとき」に使うと効果的に資産を増やすことができますよ。
もちろんリスクもあるので、そこを把握した上でうまく活用してくださいね。
というわけで以上になります。
おわり。コメントはこちらへ▼