こんにちは、しょーてぃです。
歩くだけで1日1万円も稼げるって、どういうこと?
怪しくない?リスクを分かりやすく教えてください!
こんな疑問に答えます。
- STEPNとは何か
- STEPNで稼げる仕組み(ポンジスキームの要素あり)
- STEPNに参入する人が見るべきポイント
- STEPNの盛り上がりを利用して利益を得る方法
ぼくは慶應を卒業して大企業に入りましたが、2022年からブロックチェーンゲーマーとして独立しています。初月には54万円ほど稼ぎました(>>収益報告記事)。
ブロックチェーンゲームを本業にしているので、かなり分かりやすく解説できるかなと思います。
最初に注意させていただきますが、ほとんどのWebサイトでは「始めるべき」と書かれています。
なぜなら、あなたがSTEPNを始めるとサイト運営者が儲かるから。
でもぼくは「信用 > 一時的な利益」だと思っています。
長期的に見れば、信用を積み重ねた方がぼくのメリットも大きくなりますので。
というわけでこの記事では、フラットな視点で「判断材料だけ」を提供します。
この記事を読めば、STEPNを始めるべきかどうか、あなた自身で判断できるようになりますよ。
結論、STEPNはポンジスキームの要素がかなり強いです。「要素」と書いたのには理由があるので、記事内で解説していきます。
STEPNとは【歩くと稼げるブロックチェーンゲーム】
STEPNとは、歩くと稼げるブロックチェーンゲームです。
最初に「NFTの靴」を購入して、それをスマホに入れて歩くと「GST」という暗号資産が稼げます。
もちろん無限に歩いて無限に稼げるわけではなく、普通は1日10分程度。課金する額を増やせば、歩ける時間も増える仕組みになっています。
偽造や複製ができない唯一無二のデジタルデータ。ブロックチェーン技術によって実現した。
暗号資産に用いられている「ブロックチェーン技術」を用いて作られたゲーム。
ゲーム内で獲得できるコインやアイテム、キャラも改ざん不能なので、それらを売買して稼ぐことができる。Play-to-Earnゲームとも呼ばれており、近年もっともアツい分野の1つ。
歩いたよー!エコだよー!#たむけん #始めたばっかり #ステップン pic.twitter.com/2okHI24RG3
— たむらけんじ (@tamukenchaaaaa) May 4, 2022
芸能人も始めており、かなり盛り上がっていますね。
歩くだけで稼げる仕組み(ポンジスキームの要素あり)
みなさんがSTEPNに興味を持ったのは「周りにSTEPNで稼いでいる人がたくさんいるから」ですよね。
はい。実際にSTEPNでガッツリ稼いでいる人はたくさんいます。しかし、後から参入するのはかなり不利なんです。
その理由を説明するために、まずは「歩くだけで稼げる仕組み」を知りましょう!
STEPNで稼ぐ仕組みは下記の通り。
- まずはお金を払って「靴のNFT」を購入する
- その状態で歩くとGSTという暗号資産が稼げる
- GSTを日本円に換金する
ここで、賢い人は気づいたはず。
歩くとGSTがもらえるけど、そのお金はどこからきているの?
じつは、「あなたが最初に支払ったお金」や「これから参入してくる人が支払うお金」が資金源になっています。
つまり、あなたが最初に15万円で「靴のNFT」を買った場合、あなたが支払ったお金はめぐりめぐって既存ユーザーやあなたが稼ぐGSTになります。
つまり「新規ユーザーのお金が、既存ユーザーの稼ぎになるしくみ」というわけです。
ポンジスキームとは?STEPNはポンジスキームなのか?
「STEPNはポンジスキーム」という話を聞いたことがあると思います。
まずポンジスキームの説明から始めますが、簡単にいえば「ポンジさん」という人が開発した「詐欺の手法」です。
- ポンジさんが「ぼくは超プロの投資家です!お金を預けてくれたら毎月10%増やしてあげます!」と言っている
- 怪しいと思いつつ、ぼくは10万円をポンジさんに預けてみる
- すると、本当にポンジさんから「毎月1万円の配当」が渡されるようになった!
- ぼくはみんなに「ポンジさんマジでやべえ。本当に毎月10%稼げるわ」と広めてしまう
- ぼくもみんなも、ポンジさんに大金を預けて増やしてもらうことにした
- ある日、ポンジさんは夜逃げして、ぼくらはお金をゴッソリ失った
- じつはポンジさんは運用などしておらず「ぼくらが預けたお金」から10%を配当っぽく還元していただけだった
え、これって「新規ユーザーのお金が、既存ユーザーの稼ぎになるSTEPN」と同じ仕組みじゃん!
そうなんですよね。
というか、ブロックチェーンゲームはほぼ全てポンジスキームの性質を持っています。
とはいえ、ブロックチェーンゲームを「ポンジかポンジじゃないか」の二極化して判断するのはナンセンス。
あくまでも、ゲームの仕組み的に「ポンジっぽさが強いのか、弱いのか」という、程度問題なんです。
考えてみてください。ぼくらは普通に、お金を払ってモンハンとかポケモンのゲームを買いますよね。
それはお金で「楽しさ」を買っているので、損失ではないはず。「消費」です。
それと同じで、STEPNも「健康」「恋人や夫婦と散歩をする口実」などの価値を得られます。つまり、100%ポンジというわけではありませんよね。
※このあたりを深堀りして理解したい方は下記をどうぞ。本業としてブロックチェーンゲームに向き合っているぼくの考えをまとめています。
>>長期で伸びるGameFiプロジェクトの特徴とは?【消費者設計】
株式とか、年金とか、不動産とかだって、「新規参入者のお金が、既存ユーザーのお金になる」という基本原則を持っていますよね。
だからといって「株式投資はポンジだ!詐欺だ!」なんて言いません。
うーん、それは分かったけど、、、
それじゃあ結局、今からSTEPNを始めるのは危険なの?
判断基準を教えてください!
STEPNに参入する人が見るべきポイント【有用なツールがあります】
まず前提として、下記のような目的を持った人たちは、「STEPNの初期費用」と「これらの価値」を天秤にかけて判断すればOK。
- 人生経験としてSTEPNをプレイしてみたい人、楽しみたい人
- 散歩をして健康になりたい人
- 彼女と散歩をする口実を作りたい人
でも、たぶんこの記事を読んでいる人は「STEPNでお金を増やしたい人」ですよね。
そうであれば「今後、新規参入者が増えていくのかどうか」を考えるべき。
あなたのように「STEPNで稼ぎたい!」という人や「STEPNで健康になりたい」という人がどんどん増えていくなら、あなたは稼げます。
逆に、参入者が減っていけば、あなたは「靴のNFTの購入代金」を回収できずに損をします。
STEPNの新規参入者の推移はコチラのサイトで確認できるので、これをもとに予測すると良いかもです。
STEPNの盛り上がりによる利益を得る方法【運営に投資しよう】
まず、STEPNのユーザーが稼ぐお金の出どころは「新規参入してくるユーザーの支払ったお金」ということは理解できたと思います。
つまりは、新規ユーザーが途絶えたとき、最後にだれかがババを引くということですね。
もちろん稼げる可能性はありますが、ぼくはババを引きたくないので「プレイヤー」としては参加していません!
確実に儲かるのは運営だけなので、その運営に投資をしています。
そしてその「運営に投資する」という行為にもっとも近いのが、ガバナンストークンである「GMTトークン」を購入すること。
「金を掘る人になるのではなく、スコップを売る人になりなさい」とよく言われるように、ぼくはGMTトークンを保有する方を選びました。
- GMTトークン
→STEPNというゲームの「株式」のような役割 - GSTトークン
→ゲーム内コイン。
→どうぶつの森でいう「ベル」。ドラクエでいう「ゴールド」。モンハンでいう「ゼニー」
GMTトークンの買い方は下記の記事で解説していますので、気になる方はどうぞ!
>>【画像付き】暗号資産GMTの買い方・特徴・将来性を解説【STEPN】
まとめ:STEPNはポンジスキームの要素はある
まとめると、STEPNは、というか、ほぼ全てのブロックチェーンゲームにはポンジスキームの要素があります。
まだまだこれから市場が伸びると思うのであれば参入すれば良くて、不安ならやめておけばOK。
次のプロジェクトを探しましょう。
「ブロックチェーンゲームには少なからずポンジ性がある」ということを理解している人は、とにかく早く参入し、先行者優位を得ています。
(鮮度の高い情報を得たい人は、ぼくのTwitterのフォローをどぞ)
ポンジ=悪。ではなく、それを受け入れて利用するのも悪くないと思いますよ。
というわけで、以上になります。
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